ポケモンは、「筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)」と合同で「睡眠と労働生産性」に関する新たなる調査を行い、その結果を7月11日に発表した。同調査は「Pokémon Sleep」の睡眠記録を7日間以上実施した79,048人を調査対象者とし、210万晩以上の睡眠データから調査を実施した。
「Pokémon Sleep」で記録された睡眠データに基づいてクラスター分析を行ったところ、調査対象者は下記の5つの特徴的な睡眠グループに分けられた。
「健康的な睡眠」指標のバランスが取れた良好な睡眠の群、「長時間睡眠」総睡眠時間が長かった群、「中途覚醒が多い」睡眠中の中途覚醒が多かった群、「寝付きが悪く中途覚醒が多い」寝付きにかかる時間が長く、中途覚醒も多かった群、「ソーシャルジェットラグ」夜型で睡眠中央時刻が遅く、ソーシャルジェットラグも顕著な群。
プレゼンティーズムとは、何らかの疾患や症状を抱えながら出勤し、業務遂行能力や生産性が低下している状態を指す。
プレゼンティーズムスコアは「健康的な睡眠」群と比較して、「寝付きが悪く中途覚醒が多い」群(+2.96点)、「ソーシャルジェットラグ」群(+2.45点)、および「長時間睡眠」群(+1.67点)で高い結果となった。
プレゼンティーズムスコアが高いほど労働生産性は低下しており、2.96点は個人で年間13.6万円の労働生産性低下に相当する。また、これらの傾向は、男性・女性を分けた層別分析でも同様に観察された。
「健康的な睡眠」群と比較して、他のグループすべてで、不眠の訴えの評価が高い結果となった。
最も高かったのは「ソーシャルジェットラグ」群で、次いで「寝付きが悪く中途覚醒が多い」群だった。
日中の眠気評価についても、「長時間睡眠」群を除く、グループで同様の傾向が見られ、やはり「ソーシャルジェットラグ」群がもっとも悪い結果を示した。


