3児の母として子育てに奮闘しつつ、音楽活動やバラエティ、YouTubeなど幅広く活動している歌手・鈴木亜美。7月1月にデビュー27周年を迎えることを記念し、同月5日にDJ KOOをゲストに迎える一夜限りのスペシャルライブ「Ami Suzuki - One-day Disco Night - with DJ KOO」を神奈川・横浜みなとみらいブロンテで開催する。激辛好きとしても知られ、YouTubeでおいしそうに激辛料理を味わう姿がたびたび反響を呼んでいる鈴木に、激辛を好きになったきっかけやハマっている激辛料理など話を聞いた。
――激辛が好きになったきっかけを教えてください。
10歳の時に、週末のお昼に家でよく食べていた即席ラーメンを味変したいと思い、冷蔵庫を見たら豆板醤があったので、「これはなんだ!」と思って入れたのがきっかけです。
――豆板醤を入れたらおいしく?
「辛いっておいしい!」と思いました。そこから、一味や七味をかけたり、タバスコをかけたりということが始まりました。
――もともとの体質というより、10歳から食べ続けたことで辛さに強くなったのでしょうか。
そうですね。両親は特別辛いものが好きというわけではないので遺伝ではないと思います。
――家で料理を作る時も、ご自身の食べる分は辛い味付けに?
自分のものは基本的に辛いです。
――お子さんたちはさすがにまだ辛いものは食べないですよね?
次男がすごく辛いものが好きです。5歳ですがキムチとかカラムーチョとか。カラムーチョは2歳の娘も食べています。「辛い」と言いながら「おいちい!」って。2歳で食べられるということは強いんだろうなと。長男は全然ダメなんですけど、次男と娘に遺伝したみたいです(笑)。2人は私が辛いものを食べていると興味津々で「食べたい」って言います。
激辛料理が元気の源「すごくパワーに」 調味料の商品開発にも意欲
――最近ご自身がハマっている激辛料理を教えてください。
いつも火鍋を食べています。いろんな種類の火鍋の素をストックしていて、それにキノコやレタスを入れて食べています。だいたいランチの時に自分で作って。家にいる日はほぼ毎日食べています。
――火鍋を食べるようになったのはいつ頃からですか?
四川料理が出始めた頃ですかね。20代半ば頃からだと思います。
――火鍋歴すごく長いですね。
長いです。いろいろ食べていて、私はトウチやホワジャオなど、独特なスパイスが入った辛さが好きなんだなと知りました。
――激辛料理はご自身にとってご褒美ですか?
ストレス発散ですね(笑)。シャキッとするというか、すごくパワーになっています。
――激辛料理が元気の源に。
そうですね。すごく代謝も上がって、顔は汗かかないんですけど、少し話しているだけでお尻や背中などに汗がじんわりと。太りにくい体質にもなるし、腸活にもなっているし、ニンニクや生姜も入っていて常に体が温かい状態なので、風邪もひきにくいです。
――激辛に関して、今後挑戦してみたいことがありましたら教えてください。
調味料の商品開発がしたいです。火鍋の素とか、食べるラー油とか。調味料が好きなので、「これを使えば大丈夫!」という自分も使える調味料を自分で作りたいなと。キムチはコラボさせてもらったので、次は調味料を実現させたいです。
1982年2月9日生まれ、神奈川県出身。オーディションバラエティ『ASAYAN』(テレビ東京) を経て、小室哲哉プロデュースで1998年に「love the island」で歌手デビュー。1999年発売のシングル「BE TOGETHER」が自身最大のヒットを記録し、同曲で『第50回NHK紅白歌合戦』に初出場した。音楽活動のみならず、バラエティ番組など幅広く活動し、2021年に開設したYouTubeチャンネル「あみーゴTV」では、子育てや料理などさまざまな動画を投稿している。プライベートでは2016年7月に結婚し、2017年1月に第1子男児、2020年2月に第2子男児、 2022年8月に第3子女児を出産。2022年度の「ベストマザー賞」を受賞している。