女優の今田美桜が主演を務める連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)の第62回が24日に放送され、ドラマの舞台・高知のリアルタイム視聴率が世帯31.6%、個人18.2%を記録したことが25日、明らかになった(ビデオリサーチ調べ)。

  • 今田美桜と北村匠海

    主人公・のぶ役の今田美桜と嵩役の北村匠海

この数字はどちらも、高知地区の番組最高視聴率となる。また、同じく高知を舞台にした2023年度前期連続テレビ小説『らんまん』で記録した世帯視聴率31.1%、個人視聴率18.1%(2023年8月10日放送)も上回った。

112作目の朝ドラとなる『あんぱん』は、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さん夫婦をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語。小松暢さんがモデルのヒロイン・朝田のぶ役を今田美桜、やなせたかしさんがモデルの柳井嵩を北村匠海が演じ、脚本は中園ミホ氏が手掛けている。

第62回は、のぶ(今田美桜)に見守られて次郎(中島歩)が息を引き取る。初七日が過ぎ、朝田家に顔を出したのぶに、蘭子(河合優実)は塞ぎ込んでいたら次郎さんが悲しむと言ってそっと抱きしめる。その帰り、のぶが御免与駅で汽車を待っていると、軍服姿の嵩(北村匠海)が。しかし、互いに気付くことなくすれ違う……という展開が描かれた。