パーソルキャリアが運営する調査機関「Job総研」は6月23日、「2025年 夏のはたらき方実態調査」の結果を発表した。同調査は6月4日~11日、544人の社会人男女を対象に、インターネットで実施した。
今夏の出社予定を聞くと、全体の74.6%が「出社派(出社のみ、出社多め、どちらかというと出社多め)」だった。今夏の出社は会社からの要請かを聞くと、77.6%が「要請あり」と答えている。
夏の理想のはたらき方について尋ねると、「出社したい派」が48.0%、「テレワーク派」が52.0%だった。出社希望の理由は「涼しい環境が整っているから」が最も多く、「チームメンバーが出社する」、「在宅だと集中しにくい」と続いた。
テレワーク希望の理由は「外が暑いから」が最多で、次いで「通勤による疲労軽減」、「移動による汗対策が面倒」となった。職場の熱中症対策への印象を聞くと、7割近くが対策に「不十分さ」を実感していることもわかった。
職場の暑さ/熱中症対策を聞くと、74.6%が「されている」と答えた。具体的な暑さ・熱中症対策について尋ねると、51.2%が「適切な空調管理がされている」、44.6%が「クールビズの推奨」と答えた。
夏バテの予防有無について尋ねると、7割が「している」と答えた。具体的には、「こまめな水分補給」「睡眠」「生活リズムを整える」が上位に並んだ。
夏の暑さは仕事のやる気に影響するかという問いに対しては、85.7%が「影響する」と回答、夏は仕事の「やる気が下がる」と答えた人が83.4%となった。