サンケイリビング新聞社は6月18日、「スキルアップやキャリアアップのための学び直しに関するアンケート」の調査結果を公表した。この調査は、2025年6月1日~8日の期間、全国20歳以上の企業・団体で働く女性788人を対象にインターネットにて実施したもの。
スキルアップ/キャリアアップのための学びに前向きな人が約6割
社会人以降、スキルアップやキャリアアップのために行っていることや学んだことがあるかと尋ねたところ、約3割が「現在学んでいる」(27.3%)と回答した。そのほか、「過去に学んだことがある」(38.6%)、「これから学びたい」(21.6%)との回答は合わせて60.2%であることが明らかになった。
仕事に関するスキルアップやキャリアアップのために学んでみたい・学んだことがある分野をみると、最も多かったのは「資格取得」(45.3%)だった。次いで、「語学(英語、韓国語など)」(41.1%)、「ITスキル(Excel、プログラミングなど)」(37.4%)と続いた。
スキルアップやキャリアアップのための学びを通じて望むキャリアの変化としては、「収入アップ」(62.7%)、「やりがいが生まれる」(49.1%)、「スキル維持」(34.0%)が上位を占めた。
一方、学びをした後の不安や懸念点は、「学んだことが活かせるか」(59.2%)、「かけた費用に対して見合う結果が出るか」(56.0%)のふたつが多く、いずれも約6割であることが分かった。