川崎FとG大阪が対戦した [写真]=小林渓太

 2025明治安田J1リーグ第18節が25日に行われ、川崎フロンターレとガンバ大阪が対戦した。

 過密日程のなかでも勝ち点を積み上げてきた川崎Fが、連敗中のG大阪を『Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu』に迎えての一戦。川崎Fは32分、コーナーキックの流れからマルシーニョが押し込んで先制し、1点リードで折り返す。

 ビハインドで折り返したG大阪だったが、53分に試合を振り出しに戻す。宇佐美貴史がボックス内でパスを受けると、冷静にゴール右下へと流し込んだ。さらに60分、宇佐美が右から送ったクロスに山下諒也が合わせて、G大阪が逆転に成功する。

 一進一退の攻防が繰り広げられるなか、79分、川崎Fが追いつく。大関友翔の縦パスを受けた伊藤達哉が、反転から右足一閃。ゴール右下を狙ったシュートは相手DF中谷進之介に当たってコースが変わり、相手GKの逆を突く格好でゴールに吸い込まれた。

 試合はこのまま終了し、上位進出を目指す両チームは勝ち点「1」ずつを分け合った。次節は31日に行われ、川崎Fは敵地でサンフレッチェ広島と、ガンバ大阪はホームで鹿島アントラーズと対戦する。

【スコア】
川崎フロンターレ 2-2 ガンバ大阪

【得点者】
1-0 33分 マルシーニョ(川崎F)
1-1 53分 宇佐美貴史(G大阪)
1-2 60分 山下諒也(G大阪)
2-2 79分 伊藤達哉(川崎F)

【ゴール動画】川崎F vs G大阪