セリエA制覇に大きく貢献したマクトミネイ [写真]=Getty Images

 ナポリに所属するスコットランド代表MFスコット・マクトミネイが、自身初のリーグ制覇を達成した喜びを口にした。23日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 セリエA第38節が23日に行われ、首位ナポリはカリアリと対戦。2位インテルとの勝ち点差「1」で迎えた最終節は、42分にスコット・マクトミネイが先制点を決めると、51分にはロメル・ルカクが追加点を挙げ、2-0で勝利を収め、2シーズンぶり4度目となるセリエA制覇を達成した。

 昨夏に下部組織時代から過ごしたマンチェスター・ユナイテッドを初めて離れ、ナポリに加入したマクトミネイは、セリエAで34試合に出場し、12ゴール6アシストを記録して優勝に大きく貢献。なお、この活躍からセリエA公式の年間最優秀選手に選出されている。

 また、イギリスメディア『Squawka』によると、マクトミネイはリーグ戦で他のどのミッドフィルダーよりも得点を挙げたほか、セリエAで他のどの選手よりも先制点(8点)を決めていたことも伝えられている。

 新天地1年目ながら、キャリアで初めてリーグタイトルを獲得したマクトミネイは試合後、『DAZN』で「言葉が出ない。信じられないね」と語りながら、次のように喜びを口にした。

「このチームの選手一人ひとりの犠牲は本当に素晴らしい。初日から私たちを支えてくれたファンはこれに値している。ここに来て、このような喜びを味わえたことはまさに夢のようだ」

「いろいろなことが起こったので、ゴールのことは忘れてしまった。集中力はあったけど、不安や緊張も明らかにあった。今はファンと一緒にこの勝利を楽しみたい。でも、来シーズンも同じエネルギーで戻ってきて、決して落とさないようにしなければならない」

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