雨宮慶太原作の「牙狼<GARO>」シリーズの最新作、劇場版『牙狼<GARO>TAIGA』が、10月17日に公開されることが14日、明らかになった。
2025年に生誕20周年を迎える『牙狼<GARO>』。シリーズ最新作となる本作で、『牙狼<GARO>-月虹ノ旅人-』(2019年)から約6年ぶりにシリーズの原作者でもある雨宮慶太が監督・脚本を務める。
主人公の魔戒騎士・冴島大河は、『牙狼<GARO>』(2005)の主人公・冴島鋼牙の父としてシリーズに度々登場し、熱戦を繰り広げた。その雄々しい姿は牙狼<GARO>ファンから根強く愛され続けているが、本作ではこれまで明かされていなかった若き日の大河の姿と活躍を描いており、20年間の牙狼<GARO>シリーズに込められた想いを継承しながら新たな未来へと歩んでいくという製作陣の意気込みが込められている。
なお、本作の公開決定にあたり、雨宮慶太監督からコメントが到着。合わせて作品ロゴとビジュアルも公開された。
■雨宮慶太監督 コメント
牙狼生誕20周年の節目に新作映画をお届けできる事がとても幸せな事であると実感しております。そして牙狼という作品で描くべき事は、20年前から少しもぶれずに変わっていません。
本作が冴島鋼牙から始まった牙狼シリーズの未来への希望となり、皆様に愛される作品となることを心から願っております。
【編集部MEMO】
雨宮慶太は、1959年8月24日生まれ。65歳。千葉県出身。1981年にデン・フィルム・エフェクトに入社し、自主制作映画『スウィートホーム』を発表して話題を集める。1985年に特撮テレビドラマ『巨獣特捜ジャスピオン』(テレビ朝日系)で初めてキャラクターデザインを担当。以降も特撮モノなどでキャラクターデザインを務め、1988年には『未来忍者 慶雲機忍外伝』で監督デビューを果たす。2000年以降は原作も手掛け、代表作に『鉄甲機ミカヅキ』(フジテレビ系)、『魔法少女隊アルス』(NHK教育)、『牙狼-GARO-』などがある。