山本由伸 最新情報
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手は昨季とは打って変わり、今季はメジャーリーグ2年目にして好スタートを切っている。好成績を残している要因の一つとして、自信の高まりがあるかもしれない。ドジャースのキケ・ヘルナンデス内野手から励ましを受けたと、米紙『ロサンゼルス・タイムズ』が報じている。
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山本は昨オフ、ドジャースと12年総額3億2500万ドル（約462億円）の大型契約を結んだ。そして、韓国・ソウルで行われた開幕第2戦のサンディエゴ・パドレス戦でメジャーデビューを果たしたが、1回5失点の負け投手になる屈辱を味わっている。その後、レギュラーシーズンでは怪我で離脱した期間があったものの、復帰後は地区優勝に貢献。ポストシーズンではドジャースのワールドシリーズ制覇を経験している。
山本はポストシーズン初戦のパドレス戦で先発登板したが、苦戦を強いられる場面もあった。3回5失点で降板した試合の後、励ますためにキケが山本をカフェに誘ったという。当時を振り返り、キケは「山本が試合後、少し落ち込んでいるように見えた。僕はただ、彼の考えを聞き、何を考えているのか知りたかったんだ。彼は投球に自信を持っていないように感じ、少し圧倒されたと言っていたよ」とし、アドバイスとして「最高の投球をすることに専念し、誰が打席に立っても自分の優れた才能を信じて。君はすでに世界最高の投手の一人だ」と助言したことを明かした。山本の自信が深まった影響もあり、今季は6試合に先発し3勝2敗、防御率1.06、43奪三振をマークしている。
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