――バレエ初挑戦とのことですが、練習はどれぐらいされているのでしょうか。
5~6回レッスンをして、1回3時間みっちりやっています。本当に0からのスタートなので限界はあるとしても、その中でできる限りのことをやりたいと思い、相当真剣に練習していますが難しいです。
――難しいとのことですが、練習を重ねて成長は感じていますか?
それはめちゃくちゃ感じます。レッスンの翌日に信じられないぐらい筋肉痛になるんですけど、筋肉がついて、次のレッスンのときに全然できてなかったポーズができるようになったりして、「すごい!」と思って。成長が感じられて楽しいです。
――バレエのシーンの撮影はいかがですか?
ガッツリ踊るシーンを撮ったのですが、モニターチェックできてないので、果たしてどう映っているのかドキドキしています。
――バレエをすると、姿勢が良くなるといった変化もありそうですね。
それはめちゃくちゃあります。姿勢をすっとしなきゃという意識になるので、すごくいいなと感じています。あと、インナーマッスルがどれだけ鍛えられてなかったか如実にわかり、最初は回転するときにふらふらしてしまって。でも、鍛えていくと少しずつ回れるようになってきて、芯を作るって大事なんだなと思いました。
――バレエのシーンではどんな技を披露されていますか?
どこまで使われるかわかりませんが、ピルエットやシェネといった回転するものとか、シンプルに足を上げたり、アラベスクという足を上げる動きとか。いろいろ踊ったものを切り取って使われると思います。
――これをきっかけにバレエを続けていきたいなという思いは?
やりたいなと興味はありますが、こんなにマンツーマンでみっちり教えてもらえることはないと思うので。バレエ教室となると続けられる自信はないなと思いつつ、今すごく楽しいので、ティラピスなど体の芯を鍛えることは続けたいなと思っています。
――髪の毛を人生初の短さにしたり、バレエに初挑戦されたり、新たな挑戦をされていますが、本作への参加はご自身にとってどんな経験になりそうですか?
見た目も境遇も自分とは全然違うキャラなので、新しい発見があるのではないかなと、それを楽しみにしていますし、新しい挑戦をさせていただけてうれしいなと感じています。
1988年12月17日生まれ、千葉県出身。2005年に芸能活動を開始し、2007年に女優デビュー。2014年放送のNHK連続テレビ小説『花子とアン』に出演し、話題となる。その後、日本テレビ『恋がヘタでも生きてます』(17)、NHK大河ドラマ『西郷どん』(18)、フジテレビ『PICU 小児集中治療室』(22)、TBS『VIVANT』(23)など数々のドラマに出演。主演映画『ライク・サムワン・イン・ラブ』(12)が第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にノミネート。2024年はテレビ東京『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』や日英合作映画『コットンテール』などに出演。