デートに誘ったものの断られてしまったとき、「もう誘わないほうがいい?」と悩んでしまう人もいるでしょう。本記事では、脈なしの可能性が高い断られ方、脈ありの可能性がある断られ方を解説します。また、断られたときの対処法なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
デートを断られたら、もう誘わないほうがいい?
たとえデートの誘いを断られても、好きな人を簡単に諦められないという人も多いはず。とはいえ、また誘って嫌われてしまったらどうしようと怖くなってしまう人もいるでしょう。
「デートを断られたらもう誘わないほうがいい」とは一概には言えません。断られ方によっては十分可能性があります。では、どんな断られ方ならまた誘ってもいいのでしょうか。次の章から、脈なしかどうかの見分け方を解説していきます。
脈なしの可能性が高いデートの断られ方
デートの断り方には相手の本音が隠れているものです。まずは、もう誘わないほうがいいと考えられる脈なしのケースについて解説します。
多忙を理由に断られる
「忙しいから」と断られる場合、脈なしの可能性が高いといえます。本当はあなたとデートをしたいけれど、どうしても都合がつかない場合は、相手のほうから「来週まで仕事が忙しいから、それ以降でどうかな?」など、具体的な状況を教えたり、代替案を出してくれたりするものです。そういった説明がなく、ただ多忙を理由に断るならば、そもそもデートに応じる気持ちがないと考えられます。
「また連絡するね」と言われる
「また連絡するね」は一見前向きな返事に聞こえますが、「こちらから連絡するまで誘わないで」というサインともいえます。「また連絡するね」という返事を信じて待っていても、相手からのアクションがいつまでたってもない場合は、やんわりと断られた可能性が高いでしょう。
ふわっとした返事でかわされる
具体的でない曖昧な返事が続く場合も注意が必要です。 LINEのスタンプだけや、ひと言だけの返事だけで終わる場合は、デートへの興味が薄い可能性があります。「デートかぁ」 「そうだね…」「考えておくね」など、言葉を濁されたり、返事が抽象的だったりする場合も脈なしのサインといえるでしょう。
体調やコンディションを理由にする
「体調が悪い」「ちょっと疲れている」といった返事は、もちろん本当に体調不良の場合もありますが、それ以降向こうから「もう体調良くなったよ!○○行くのいつにしようか?」などと報告が来ない場合は脈なしの可能性が高いといえます。「体調はよくなった?」「体調がよくなったら、また誘うね」など連絡を重ねるのも逆効果になりやすいため、相手の態度を冷静に見極めることが大切です。
「みんなで行こう」と距離を置かれる
「二人きりじゃなくて、みんなで行こう」と言われた場合、相手はあなたに対して恋愛感情を持っていないか、あなたに対して警戒感を持っている可能性が高いといえます。特に、これまで二人で会っていたのに、急に「みんなで行こう」と言われた場合は、「もう二人では会いたくない」というサインかもしれないので要注意です。
脈ありの可能性があるデートの断られ方
デートの誘いを断られたからといって、必ずしも脈なしとは限りません。相手の都合が合わなかっただけの場合も考えられるでしょう。ここでは、また誘ったほうがいい脈ありの可能性があるケースを解説します。
スケジュールを理由にしている
「その日は○○があって行けない」とスケジュールの都合で断られる場合、本当に都合がつかない可能性があります。「来週以降なら空いてるよ」などと、代替案を出してくれる場合は、脈ありと考えていいでしょう。ぜひスケジュールを調整して、デートにこぎつけてくださいね。
行けない理由を具体的に教えてくれる
「その日は友達と約束がある」「仕事が忙しくてどうしても外せない」など、行けない理由を具体的に説明してくれる場合は、あなたに対して誠意をもって対応している証拠です。この場合は焦らず、相手の都合のいいタイミングで再度誘ってみてもいいでしょう。
がっかりしたそぶりを見せる
「本当に行きたかったけど、その日はどうしても無理で…。すごく残念」など、がっかりしたそぶりを見せる場合、相手はあなたの誘いを好意的に受け取っている可能性が高いでしょう。相手に興味がない場合、断るときに感情を見せることはほとんどないものです。このような場合は、しつこくならない程度に再度誘ってみましょう。
「また誘ってね」など好意が感じられる
「今回は無理だけど、また誘ってね」と言われた場合は、再度誘っても問題ないケースが多いです。本当に興味がなければ「また誘って」とは言いません。相手がデートしてもいいと思っている可能性があるため、積極的に次の約束をしてみるといいでしょう。
断ったあとも会話が続く
断っただけで会話が終わるのではなく、自然に会話が続く場合は脈ありの可能性があります。興味がない場合、断ったあとは距離を取ろうとするものです。相手が積極的に会話を続けたり、別の話題に切り替えて話が盛り上がったりする場合は、単にタイミングが合わなかっただけかもしれません。
次に会ったときに話しかけてくれる
断られたあとに会ったとき、相手が避けるような態度を取らず、自然に話しかけてくれる場合は脈ありの可能性があります。特に、相手のほうから「この前はごめんね」と話しかけてきた場合は、今後も関係を続けたいと考えている可能性が高いでしょう。
デートを断られたときの対処法
デートを断られたときの対応によって、今後の関係が大きく変わります。断られたからといって、不機嫌になったり、相手を責めたりするのはもちろんNG。ここでは、相手に好印象を与えられる対処法を紹介します。
返事をしてくれたお礼を伝える
返事をしてくれたことに対して「忙しいなか、返事をしてくれてありがとう」と感謝を伝えることはとても重要です。無視されるケースもあるなかで、きちんと対応してくれるということは、多少なりとも望みがあるといえます。感謝の気持ちを表すことで、あなたに対する印象がよくなり、今後の関係が良好なものに変わる可能性もあるでしょう。
相手に気をつかわせないようにふるまう
相手の立場になって考えてみると、デートを断るのも勇気が必要です。「断ったら気まずくなるかも…」と考え、憂鬱に思っている場合もあるでしょう。そんなとき、「急に誘ってごめんね」「またタイミングが合うときにでも」など相手の気持ちが軽くなるような言葉を添えると、好印象を残すことができます。
前向きな態度を見せる
「今回は残念だけど、また誘わせてね」などと前向きな言葉をかけることで、相手は罪悪感を抱えずにすみます。また、断られたあとに相手と普通に接することも大切です。次に会ったときには、笑顔で話しかけましょう。反対に、避けるような態度を取ったり、急に冷たくしたりすると、相手からも距離を取られてしまうので注意してください。
デートに誘う前にやっておきたいこと
デートを断られたからといって、すぐに諦める必要はありません。努力することで状況はいくらでも変わる可能性があるでしょう。ここでは、次に誘うときにOKをもらえるように、しておきたいことを紹介します。
相手の好みをリサーチする
OKされやすいデートプランを立てるために、相手の趣味や興味をリサーチしましょう。たとえば、好きな映画や音楽がわかれば、「○○の映画が公開されたから一緒に観に行かない?」と誘うことができます。また、好きな食べ物をリサーチしておけば、「○○が好きだったよね? いいお店を見つけたから行ってみない?」など、相手の好みに応じたデートを提案できます。会話のなかで自然にリサーチし、さりげなくアプローチすることがポイントです。
グループで遊んで仲を深める
二人きりのデートには抵抗があっても、友達を交えたグループなら気軽に参加してくれることもあるはず。まずはグループで遊ぶことで、距離を縮めてみましょう。仲間うちの自然な雰囲気でコミュニケーションを取れば、お互いにリラックスでき、関係が深まりやすくなります。グループで仲良くなったあとに再度デートに誘えば、成功率も高まるでしょう。
自分磨きをする
相手に好かれるためには、自分自身を磨くことも大切です。身だしなみを整える、服装に気をつかうなど外見を整えるだけでなく、話し方や態度を改善したりすることで、あなたへの印象がワンランク上がるかもしれません。また、自分磨きをすることで、自分に自信がつくという効果も期待できます。
もう誘わないべきかよく見極めて次の一手を!
デートを断られたときは、まず相手の反応をよく見ることが大切です。脈なしだと感じられる場合は、無理に追いかけるのではなく、いったん引くことで相手に負担をかけず、むしろ好印象を残せることもあるでしょう。脈ありだと感じられる場合は、焦らず自然なペースで関係を築くことが成功への第一歩です。上手く見極めてデートを実現させてくださいね。