歌手の梅谷心愛が7日、東京・湯島天神で、9日にリリースされる新曲「秘密の花」の大ヒット祈願と日本レコード大賞新人賞のお礼参りを行った。

  • 梅谷心愛

学業との両立は…「“秘密”でございます」

梅谷は、出身地である福岡・太宰府天満宮と湯島天神が同じ“学問の神様”として有名な菅原道真を祀っていることから、2023年にデビュー曲「磐越西線ひとり」をリリースした際にも、学業と両立できるようにと湯島天神でヒット祈願を行っていた。今回2年ぶりに訪れ、「改めて独特の緊張感があるなと思いながら、ヒット祈願に挑みました」と心境を語る。

ただ、現役高校生として学業との両立の現状については、「そうですね…。非常に汗を出しながら頑張っているところではございます。歌と学業の比率に関しては“秘密”でございます(笑)」と新曲のタイトルにかけて苦笑いだ。

2ndシングルとなる「秘密の花」の作詞を手掛けたのは、中森明菜の「少女A」で知られる売野雅勇氏。曲調も「昭和の中森明菜さんや久保田早紀さんを思い出せるような一曲になってると思います。デモ音源を聴いて、すぐに詞とメロディーが頭に入ってきたので、きっと聴いてくださった皆さんの耳にもすぐ入ってくれるような曲だと思います」と胸を張った。

中森明菜が「少女A」をリリースしたのは、くしくも梅谷と同じ年齢の17歳で、「勝手にご縁を感じております」という梅谷。中森は昨年、ファンクラブイベントで復活ライブを行っているだけに、カバーやコラボへの意欲を聞かれると、「セカンドコンサートができたら中森明菜さんの曲を歌いたいですし、いつかはご本人の前で『少女A』を歌うという緊張感も味わってみたいです」と期待を膨らませた。

イクラアレルギーで「危ない状況」に

そんな梅谷がこれまで明かしてこなかった“秘密”は、イクラアレルギー。「昔はめっちゃ好きでよく食べていたんですけど、ある日救急車に運ばれまして危ない状況になりまして。でも上京していけるかな?と思いまして再び食べますと、また危ない思いをしましたので、これからはどんなに食べたくても封印しなければと思っております」と告白した。

福岡出身で明太子も好きだったが、「言ってしまえば魚卵アレルギーなので、明太子おにぎりを食べるたびにお腹を壊しています。皆さんを心配させるかなと思って秘密にしていました」とのことだ。

今回の祈願では大きな絵馬を奉納。実際に持ってみると、「我が家には猫ちゃんが6匹いるんですけど、中くらいの猫ちゃん1匹分くらいの重さがございまして、持ち方を工夫しなければ腕がプルプルしてきて筋肉痛になりそうです」といい、「私のお願いの重みというものを絵馬を持って感じております」と身を持って実感。この絵馬は湯島天神で1週間公開される予定だ。