ニューヨーク・ヤンキースGM特別アドバイザーの松井秀喜氏が3月28日、YouTubeチャンネル『パワプロ・プロスピ公式チャンネル』で公開された動画「新・松井秀喜登場記念! 松井秀喜×イチロー特別対談【プロ野球スピリッツA】」に登場。現役時代、ウエイトトレーニングをしなかった理由を明かした。
ウエイトトレーニングをしなかった理由
ホームランについて話すなかで、「例えば、ウエイトトレーニングをガンガンやったかって言ったらやってないです、正直」と打ち明けた松井氏。「球団の中にあるプログラム的な、そういうのはみんなやってる範囲ではやりましたけど、自分は筋肉を大きくするためのトレーニングは一切やってないです」と続けると、イチロー氏も「そのイメージ、確かにないもんね」と回想した。
また、イチロー氏が「だっていらないじゃん?」「飛んでいくもん」と持論を述べると、松井氏も「そうなんですよ」とうなずきながら、「ちゃんと当たればフェンス越えるんで、それ以上、パワーつける必要ないなっていう認識だったんで、違うトレーニングしてましたね、どちらかと言うと」と説明した。
この見解にイチロー氏も納得しながら、「でもさ、やりがちじゃん? 必要ないのにやりがちでしょ?」と水を向けると、松井氏も「そうですね」「それでむしろドツボにはまる選手っていますよね」とコメント。
さらに、イチロー氏の「それ大体、1回失敗して気づくんだけど、1回もやらないでなんで気づいてんの?」との問いかけに、松井氏は「2年目の春のキャンプ入る前に、背中痛めたんですよね。その時にPNFっていう抵抗運動をやって、すぐ良くなったんですよ。それから、どちらかと言うと、筋肉を大きくするよりも神経系のトレーニングを(するようになった)」と答えつつ、「ある意味で、ケガの功名というかね」と振り返っていた。
【編集部MEMO】
モバイルゲーム『プロ野球スピリッツA』では、4月1日から「松井秀喜登場記念スカウト」を開始。今回登場する松井氏の能力査定年度は、全試合4番を務め、プロ野球史上8人目となる50本塁打を記録した2002年。新特殊能力には、「威圧感」と、松井氏の代名詞「ゴジラ」が実装される。