富士急グループの富士山麓電気鉄道は4日、JR東日本から205系を譲受したと発表した。今年夏の運行開始をめざし、改造工事等の準備を進めるという。運行開始日などの詳細は決まり次第、後日改めて発表する。

  • 富士山麓電気鉄道が205系を譲受。写真はJR東日本提供とのこと

今回、JR東日本から譲り受けた205系は計6両(3両編成×2編成)。発表にあたり、かつて鶴見線で活躍した205系の写真(JR東日本提供)を公開している。

富士山麓電気鉄道は大月~河口湖間(全長26.6km)の富士急行線などを運営。JR東日本から205系を譲受し、改造した6000系が富士急行線の主力車両として活躍している。6000系は2012年以降に導入された編成と、2019年に導入された編成で車体前面のデザインが異なる。今回は2019年導入の編成と同様、205系の中間車を先頭車化改造した編成が譲渡された。