そして、坂本監督からのビデオメッセージも。「今回の作品はアクション量が多くて厳しいスケジュールの中、信頼できるキャスティングがマストという条件が僕の中にありました」「感情が動くアクションになったと思うので、信頼できるみんなのおかげだと思っています」と感謝を伝え、キャストたちは真剣に見入った。
さらに、坂本監督は「姫奈ちゃん(山田)とは今回初めて一緒に仕事させていただいて、やっぱり素晴らしかったです。現場でもすごく頑張るし、人一倍頑張っていろいろなこともチャレンジしてくれるし、本当に今回一緒にできて良かったと思います」「華音(宮原)は前からずっと“絶対主演で撮るからね”と話していたのが、やっと今回かなったというのがあって、約束を守れて良かったです。成長を見ていくのが、もう父親目線で楽しみだったし、自分の作品で主演をやってもらったというのは、僕の中でものすごくうれしかったので、華音にプレゼントする気持ちで撮った作品でもあります」と、W主演の2人に熱い言葉を贈った。
これを聞いた山田は「一緒にやってみてどうだったかというのは聞いてなかったので、今、本当にシンプルにすごくうれしいです。また一緒にやりたいなと思いました」と感激。宮原は「やっぱり坂本監督作品に出て、いろんな主演の人たちを見てるからこそ撮ってもらいたいとずっと思ってて、“主演で撮る”と言ってくださってたことがかなったのがすごくうれしくて。『BLACKFOX: Age of the Ninja』でも同い年の山本千尋の主演を見てるので悔しかったし、誇らしかったんですけど、それを撮影した京都で今回主役ができたというのは、めちゃくちゃ素敵な宝物だったと思います」と感極まっていた。
世界進出、続編に意欲「1日2~3回は見て」
最後に、高木は「時代劇は日本が世界に誇るコンテンツだと思います。侍や任侠など、日常では見られないものをエンタテインメントとして残していくことはとても大切だと思います」、寺坂は「大好きな作品なので何度でも見てほしいです。さらに皆さんに活躍をお届けできるように頑張りますので、この作品を何度でも楽しんでいただき、未来につなげていきたいです。1日に2~3回は絶対見てください!(笑)」とアピール。
谷口は「時代劇ブームの今、特撮と時代劇が合わさり、新しい風となって皆さんにお届けできていることをうれしく思います」、桃月は「私自身初めての時代劇で不安もあったのですが、こんなに素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんに囲まれてとても素晴らしい作品をつくることができました。キャスト一同、監督も、続編をつくりたいと思っております」と意欲。
そして、宮原は「この作品とともに私たちは世界に行きたいと思っていますので、お力をお貸しいただければと思います」、山田は「撮影当初は焦ってしまいうまくいかず、毎日悔しさを感じていて、頑張りたい気持ちでいっぱいでした。最終日にようやく、坂本監督のアクションにばっちりきまった感覚がありました。ここにいるメンバー以外もめちゃくちゃ面白いので、ぜひ“箱推し”で楽しんでいただけたら」と呼びかけた。