女優の堀未央奈が24日、東京・台場のフジテレビ本社で行われたドラマ『女優めし』(FOD・フジテレビTWOで30日19:00~配信・放送)の完成披露イベントに登場。食への愛やこだわりを熱弁した。
絶品ホットケーキとの再会に「ただいまー!」
このドラマは、“最後の大和撫子”と称される国民的女優・和泉撫子(堀)が、才色兼備な一面とは裏腹に、大衆的なお店に訪れ、至福の一食(ひととき)を過ごす、お忍びグルメストーリー。
自身も「時間があればご飯屋さんに一人で行きます。とんかつ屋さんでもつけ麺屋さんでも、カウンターで一人で食べてます」という堀。2025年の目標を「グルメドラマに出たい」と掲げていただけに、オファーを聞いた時は「薬局にいたんですけど、“絶対やりたいです!”と言いました。目薬コーナーの前で大声で言いました(笑)」と、周囲が静かな場所で喜びをあらわにしたという。
食事シーンは「全部美味しくて、食い意地が大爆発で(笑)。撮影の合間を見て、休憩中もスタッフさんの目を盗んで、そのへんにあるものを食べたりしてました」と告白。ロケは実際のお店で行われ、今回のイベントにはドラマに登場する「もつ煮込み専門店 沼田」のデミグラスもつ煮、「しょうが焼きBaKa」のしょうが焼き二種盛り定食、そして「喫茶 天国」のホットケーキが登場し、試食することになった。
撮影を振り返り、「ひっくり返るくらい美味しかったです。でもちゃんと座って食べました」という堀。ホットケーキを食べて「ん~!! ただいまー! これこれこれ!!」と悶絶し、「シンプルなのに奥深い味なんですよ。すごく甘いのはあまり量を食べられないんですけど、これは自然な甘さで、塩味のあるソーセージと一緒に食べるメニューもあるので、永遠に食べられちゃうんです」と見事な食レポを披露した。
そんな撮影期間は「クランクアップが嫌で嫌で、“もっと食べさせろー!”って(笑)。本当に幸せでした」と、至福の時間だったようだ。
徳島でのすだち農家ロケに意欲
グルメな堀が好きな食べ物は「一貫してすだちです」と、意外にも主役ではない食材。「ふるさと納税で取り寄せて、冷凍のすだちを50個くらいストックしてます。外食でも夏はほとんどすだち料理を食べに行きます」とゾッコンぶりを明かし、「(名産地の)徳島の方がいらっしゃったら、すだち農家に訪れるとかの仕事もやりたいです」とアピールした。
さらに、「明日世界が滅亡したら食べたいもの」という質問に対して挙げたのは、地元・岐阜の「丸デブ 総本店」の中華そば。「岐阜駅から徒歩10分くらいで大正時代からあるお店なんですけど、本当に好きで。岐阜で仕事で来た時に体調が悪かったんですけど、這いつくばって丸デブに入って、仕事前に食べたらめちゃ元気になって現場に行けたんです」と不思議とパワーがみなぎってくるそうだ。