シアトル・マリナーズ球団会長付特別補佐/インストラクターのイチロー氏が11日、YouTubeチャンネル『パワプロ・プロスピ公式チャンネル』で公開された動画「【イチロー×松井秀喜】MLB日本人OB選手ドラフト企画! 自分のチームに入れたい選手は?【MLB PRO SPIRIT】」に登場。現役時代に唯一隠し球をされた選手の名前を明かした。
イチロー氏が唯一隠し球をされた選手
今回の動画では、イチロー氏と松井秀喜氏が、MLB日本人OB選手をドラフト方式でそれぞれ3人選出する企画を実施。そのなかで、松井氏が第2位に選出したのが井口資仁氏だった。
NPB時代は福岡ダイエーホークス・千葉ロッテマリーンズ時代に日本シリーズ優勝を3度、MLB時代はシカゴ・ホワイトソックス、フィラデルフィア・フィリーズ時代にワールドシリーズ優勝を2度経験している井口氏。松井氏も「走攻守すべてでかなり高い能力だった。ホワイトソックスでワールドチャンピオンになって、レギュラーでも活躍してましたもんね」と評価した。
すると、イチロー氏が「僕は野球人生で、隠し球をやられた唯一の選手」と告白。「アイツ、きったないの。正々堂々とやりやがれ! って」と冗談めかして語ると、松井氏も爆笑しながら「アウトになったの?」と質問。これにイチロー氏は「なったのよ。なったから言ってんだ!」と食い気味に返答し、「しかも仕掛けられたこともないですからね。その1分の1でやられた。そういうとこあんのよ、あいつ」と当時を述懐していた。
【編集部MEMO】
日本では7年連続首位打者に輝いたほか、1994年には当時のNPB記録のシーズン210安打をマークするなど球界を代表する選手として活躍したイチロー氏。27歳でMLBマリナーズに入団すると、MLBでは19シーズンをプレーし、首位打者2回、盗塁王1回、MVP1回のタイトルを獲得。2004年には、MLB記録のシーズン262安打をマークした。