「日本ボート・オブ・ザ・イヤー 2024」が最優秀艇を選出!

国内で販売されたすべてのボートおよび、PWC(水上バイク)のなかから、最も優れた艇を選ぶ「日本ボート・オブ・ザ・イヤー(BOTY)。ジャパンインターナショナルボートショー会場であるパシフィコ横浜において3月20日に表彰式。が行われた。最優秀賞を獲得したのは「CENTURION Fe22(センチュリオンボートジャパン)」であった。

BOTYの表彰対象としては、サイズ別の「大型艇」「中型艇」「小型艇」「PWC」のほか、「BEST VALUE」「BEST FUN」「BEST FISHING」といった7つの部門がある。ボートやPWCの専門メディアおよびマリン有識者からなる選考委員により、毎年最も優秀な船が選ばれている。選考の基準はデザイン、性能、品質などはもちろん、安全性や環境負荷、コンセプトやコストパフォーマンスを総合的に評価している。

今年度最優秀賞に選ばれた「CENTURION Fe22」は小型艇部門からの選出。全長22フィートでウェイクサーフィン専用ボートとして開発された俊敏なボートであり、コストパフォーマンスの高さを評価するBEST VALUE賞とのダブル授賞となった。

選考理由としては「楽しいマリンスポーツを開発してくれる可能性」や「ビギナーでも操縦しやすい使い勝手の良さ」、「ハイスペックながら3000万円以下で購入できるコストパフォーマンスの高さ」などが挙げられる

各部門賞受賞艇は以下の通り。

・小型艇部門賞/BEST VALUE部門賞・ CENTURION Fe22(センチュリオンボートジャパン)

・中型艇部門賞/BEST FISHING部門賞 YFR330(ヤマハ発動機)

・大型艇部門賞 PRESTIGE M48(ヤマハ発動機)

・PWC(水上バイク)部門賞 RXP-X RS 325(BRPジャパン)

・Best FUN部門賞 SAXDOR 320 GTC(Ad custom yacht)

特別賞は3艇が受賞

日本ボート・オブ・ザ・イヤーとは別に、その年に特別なインパクトを与えたボートおよび機器、システムに対して与えられるのが「特別賞」である。今回、3つのボート・システムが特別賞を受賞した。

■レスキューボート LCT-400/アキレス

■らいちょうN/東京海洋大学

■JM-Safety(航行支援アプリ)/ヤマハ発動機と日清紡ホールディングスによる協業

インターナショナルボートショーは3月23日までパシフィコ横浜にて開催されている。また横浜ベイサイドマリーナ会場には日本ボート・オブ・ザ・イヤー 2024最優秀賞を受賞した「CENTURION Fe22」が展示されている。