アンファーは3月5日、「花粉による目元のコンディション低下」に関する調査結果を発表した。調査は2025年2月、20~40代の女性300人を対象にインターネットで行われた。

花粉の時期は目元が盛れない?

調査の結果、花粉の時期に目元が"盛れなくなる"と感じている女性は約84%存在しているということがわかった。

  • 花粉の時期、目元が"盛れなくなる"と感じますか?

普段の自分の目元の"盛れ度"を100%とした時、花粉時期は平均43.7%に減少した。

  • 普段の自分の目元の"盛れ度"を100%とした時、花粉の時期は何%だと感じますか?

花粉の時期の"アイメイク"の悩み

「涙や痒みで擦るとアイライナーやマスカラが滲む」(28歳女性)、「目の周りの皮膚が敏感になり、メイクがしづらくなる」(29歳女性)、「目薬をさすのでアイメイクが滲む」(30歳女性)、「瞼が腫れてしまい、アイメイクが上手くできない」(34歳女性)、「目元がただれてしまい、アイメイクが上手くのらない」(47歳女性)など、花粉時期にはアイメイクが思うように決まらないという悩みが多くの女性から寄せられている。花粉症の症状が酷い人だと、「花粉の時期はメイクができない」などの声もあり、日常生活に大きな影響を及ぼしていることが伺える。

アイメイク以外の「目元が盛れなくなる要因」

花粉の時期はそもそもアイメイクの悩み以前に目元が盛れなくなる要因が多くある。アイメイク以外の目元の悩みを質問したところ、「目が充血してしまう」と回答した人が最も多い結果となった。「痒みや涙で目を擦ることでまつ毛が抜け、切れてしまう」という、まつ毛に関する悩みの声も多く挙がった。花粉症の症状として代表的な「目の充血」以外にも、「まつ毛が抜ける/切れてしまう」などで目力が無くなってしまい、見た目のコンディション低下に悩みを抱えている人が多いことが分かる。

  • 花粉の時期、アイメイク以外で目元のコンディションが下がると感じる現象を教えてください

花粉時期の"目元が盛れない"現象を防ぐには?

調査の結果を踏まえ、花粉時期の様々な"目元が盛れない"現象を防ぐ方法を同社のスカルプDまつ毛美容液開発担当が解説している。

目を擦ることによりまつ毛が抜けてしまう・切れてしまう

花粉の時期にまつ毛が抜け、弱くなるのは、目の痒みや炎症が原因だという。花粉の時期は特に"目元"の悩みを訴える方が急増する。花粉が目に入るとアレルギー反応が起こり、目が痒くなる。この痒みを我慢できずに目を擦ってしまうと、まつ毛が抜けやすくなり、切れてしまうという。

そういった花粉症シーズンのまつ毛ケアについては、まずバランスの取れた食事と十分な睡眠を心掛けることが推奨される。鉄分やタンパク質、ミネラルを豊富に含む食事はまつ毛の健康に良く、成長ホルモンが分泌される睡眠も重要であるとされている。

また、目元を温めることも効果的だという。ホットアイマスクなどで目元を温めると血行が良くなり、まつ毛に栄養が届きやすくなる。また、まつ毛美容液を使って保湿とダメージケアを行うことでより、強く美しいまつ毛にする効果が期待できるという。まつ毛美容液はまつ毛にハリとツヤを与え、花粉によるまつ毛ダメージを補修することができる。

肌荒れや乾燥でメイクのりが悪くなる

目を擦ってしまうことにより、目元の肌荒れや痒み、乾燥小じわの原因に。なるべく擦らないようにすることがベストだが、花粉の時期の目元の乾燥を防ぐために、保湿効果の高いスキンケアを取り入れることができる。特に目元専用の保湿クリームや美容液を使用することで、乾燥や肌荒れ、炎症を防ぎ、メイクのりを良くすることができるという。花粉のアレルギー反応によって肌が敏感になり、普段使っているスキンケアアイテムでも刺激を感じ、肌あれが起きることもあるため、花粉の時期は肌に優しいスキンケアアイテムを使うことが推奨される。

涙や目薬でアイメイクが落ちてしまう

ビューラーやアイライナーはウォータープルーフのものを選ぶことで、メイクが崩れにくくなる。また、目元を擦らないように注意することも大切。クレンジングを使用せずともメイクオフができるお湯落ちのコスメもオススメだという。