阪急電鉄は7日、京都線の特急系車両に設定している座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」について、3月25日から1日あたりの運行本数を大幅に拡大すると発表した。

  • 阪急京都線を走る新型特急車両2300系。新たに2編成を増備する

座席指定サービス「PRiVACE」は、2024年7月21日から京都線の特急・通勤特急・準特急で運行している特急系車両(2300系・9300系)の大阪方から4両目に設定。ゆったりとした座席や阪急らしい上質で落ち着いた内装などを特徴としている。

京都線では現在、特急系車両を1日あたり10編成で運行しており、このうち5編成で「PRiVACE」を設定している。3月25日以降、新型特急車両2300系を2編成増備し、7編成での運行に。「PRiVACE」での運行が1日あたり平日104本(26本増)・土休日111本(30本増)となり、1時間あたり3~4本の頻度で運行することから、さらに「PRiVACE」が利用しやすくなるとのこと。

  • 2300系・9300系の大阪方から4両目に「PRiVACE」車両を連結

  • 「PRiVACE」の運行本数の詳細

  • 大阪梅田駅の「PRiVACE」発車時刻(平日)

  • 京都河原町駅の「PRiVACE」発車時刻(平日)

なお、阪急電鉄は2025年中に京都線の特急系車両10編成すべてで「PRiVACE」を設定し、1時間あたり4~6本の頻度で運行を予定している。