――「愛流」というお名前は“愛が流れる”と書きますが、名前のように生きようと意識することはありますか?
僕の愛が誰かに伝わって、また誰かに伝わって……というように、愛を流してみんなを幸せにする存在になってほしいという思いが込められていますが、意識はしていないです。自分の名の通り生きたいというより、家族をはじめ、たくさんの方々から愛をもらって育ったので、常に愛があふれていて、思いがこみあげがちな性格ではあります。
――写真集には、お父様の窪塚洋介さんがモルディブで撮影した家族旅行写真や、家族対談も掲載されますが、ご自身にとって家族はどんな存在ですか?
自分にとって大切なことを教えてくれる存在で、家族のおかげで、生きていることのありがたさを感じて、一秒一秒大切にすることができているし、すべてのことに対して感謝できる人になれたと思っています。
――そういった大切なことを言葉で教えてもらったのでしょうか。
例えば、出かけるときにいつも、母にも父にも「行ってらっしゃい! 楽しんで」と言われていたので、自分も友達に「楽しんで」と言うように。口癖というか、好きな言葉なので言うようにしています。あと、電話を切るときや誰かとバイバイするときに「よい1日を」「よい夜を」と言うことも多いです。
――その瞬間を大切に楽しんで生きるというのが窪塚家の大切な教えなんですね。
はい。だから自分も一日一日噛みしめながら、楽しく過ごせているなと。感謝が大きい家族で、大きな愛をもらって育ったので、その影響はすごくあると思います。
2003年10月3日生まれ、神奈川県横須賀市出身。2021年から本格的に俳優活動を開始。2024年には映画『ハピネス』で初主演、同年、初舞台となる『ボクの穴、彼の穴。W』にも出演。2025年1月期のTBS系日曜劇場『御上先生』に出演中。3月5日に『窪塚愛流 1st 写真集 Lila』を発売し、3月15日には東京・代官山 蔦屋書店3号館 2階 SHARE LOUNGEにて「窪塚愛流 写真集 お渡し会」イベントを開催予定。