香川証券は3月3日、四国電力を中心に金融機関や事業会社等との共同で設立する「四国まちづくり&おもてなしプランニング(SMOP)」への出資を実行したことを発表した。

  • 「マンダリンオリエンタル瀬戸内」高松(サンポート地区)/直島(本村地区)

四国まちづくり&おもてなしプランニングは、香港を拠点とするマンダリンオリエンタルホテルグループと連携し、2027年夏に「マンダリンオリエンタル瀬戸内」の開業を予定している。

同ホテルは、四国・瀬戸内の魅力を体験しながら旅をするエリア周遊型観光を提案する。こうした試みは国内では初めてであり、海外でも稀なコンセプトだという。

香川証券は、本年度創立80周年を迎えた。本事業が掲げる香川県・四国地域の観光振興や地域経済の活性化の目的に共感するとともに、ホテルの開業を通じた瀬戸内の発展に期待し、参画。今後、共同出資各社とともに香川県・四国地域の魅力を発信し、香川県の賑わいの創出をはじめ、地域貢献に取り組むとしている。

合同会社四国まちづくり&おもてなしプランニング(SMOP)の参画企業は、阿波銀行、伊予銀行、香川証券、サンケイビル、四国銀行、四国電力、四国旅客鉄道、竹中工務店、日本政策投資銀行、百十四銀行、FUSOグループホールディングス(五十音順)。