冬のスポーツスペシャルと銘打って展開された23日放送の『千鳥の鬼レンチャン』3時間SPが、コア視聴層で7位(62.1%)にランクインした。普段バラエティで見せる顔とは違う、出演者たちの真剣な表情と、予測不能な勝負の行方が、視聴者をテレビ画面にくぎづけにしたようだ。
「女子300m走サバイバルレンチャン」では、フィットネストレーナー・AYAの驚異的な粘り、女子プロレスラー・上谷沙弥の健闘、さらには私立恵比寿中学のメンバーで本企画の最年少ランナー・風見和香の奮闘など、見どころ満載。最後まで誰が勝つか分からない白熱の展開に、視聴者も手に汗を握って勝負の行方を見つめていたようだ。千鳥・かまいたちによるランナーへの愛ある(?)ツッコミもあいまって、単なる競争を超えた人間ドラマを生み出し、視聴者の心をつかんだと言えるだろう。
SNSでも「鬼レンチャン女子300m、みんなかっこ良かった」と、出演者たちの健闘を称える声が多く見られた。X(Twitter)では、女子300m走に出場したプロレスラー・上谷沙弥がトレンド入り。「上谷さんまじ推せる」といった声が多数上がり、彼女の新たなファンを獲得するきっかけにもなったようだ。
今回のスポーツ企画は、普段バラエティ番組では見られない、出演者たちの「意外な運動神経」や「負けず嫌い」な一面をうまく引き出していた。その真剣勝負が、視聴者にとっては新鮮で、「応援したい!」という気持ちにさせたのかもしれない。『千鳥の鬼レンチャン』らしい、出演者の魅力を再発見できる企画だったと言える。