昨今、共働きの家庭も増え、新生活が始まるこの機会に子乗せ電動アシスト自転車を購入したいと考えている家庭もあるのではないでしょうか?
ヤマハ発動機では、1月30日より“夫婦共用”をテーマとした子ども乗せ20型小径電動アシスト自転車『PAS babby(パス バビー)』をリニューアル発売。ママの乗り物というイメージの強い子乗せ自転車を体格の違うパパでも乗りこなせるのか、実際に毎日子ども乗せ電動アシスト自転車で子どもを送り迎えしているパパに体験してもらいました。
初のフルモデルチェンジを果たした『PAS babby』とは?
“日常に冒険のスパイスを”をコンセプトに開発された『PAS babby』は、子育てを積極的に協力して行う夫婦をターゲットに、ママもパパも使いやすく、週末に出かけたくなるようなデザインを採用。オシャレなスタイリングが特徴の後ろ子ども乗せモデルで、アクティブな印象のカラーからシンプルで落ち着いた印象のカラーまで、全6種のカラーリングを展開しています。
初のフルモデルチェンジの特徴は、ママとパパが快適に共用できる機能を多く搭載していること。車体フレームは、跨ぎやすさを改善し、フレームを低重心化することで、走行中や押し歩き時の安定感が向上しました。
また、ドライブユニット周辺のレイアウトも変更したことで、ペダルを漕いだ時にもフロントチャイルドシートやハンドルとの距離にゆとりを持つことができ、背が高い人でも快適に使えるようになったといいます。
サドルは、日本人の体型データをもとに97.5%の体型をカバーできる設計にしたサドルを採用。さらに、シートの高さを簡単に素早く調節できるクイックレバーも新たに装備し、体格差がある夫婦でも、2人とも快適に使用できるよう細部までこだわっています。
チャイルドシートには、日常での使いやすさや快適性を向上させた新型リヤチャイルドシート「ハグシートプラス」を搭載。子どもの頭部を270度包み込むヘッドレストは、成長に合わせて高さを調整可能。
新たに採用した子どもを通すスペースを広く確保できる「開閉式ハンドルバー」や、近づけるだけで簡単に固定できる「マグネットバックル」によって、忙しい朝でもスムーズな乗せ降ろしをかなえてくれます。
さらに、子どもが快適に座れるよう座面のクッション性を向上するなど、子どもにもパパにもママにも嬉しい機能がてんこ盛りの『PAS babby』ですが、実際の乗り心地はどうなのでしょうか? 実際にパパ編集部員に試乗してもらいました。
リュックも脚もぶつからない 窮屈さを解消した乗り心地
今回試乗してもらったのは、高身長のパパ編集部員。ほぼ毎日、電動アシスト付き自転車で子どもを保育園に送っていく現役ユーザーです。タイヤ径20インチに低重心化されたフレームの『PAS babby』にまたがってみると、脚を高く上げずに済むことから安定感があって子どもを乗せたあとでも安心して乗り降りができそうとの第一印象。
普段乗っている自転車では、ペダルを漕いだ時に下腹部くらいまで膝が上がり、フロントチャイルドシートに当たってしまうこともあるのだそう。『PAS babby』では、ペダルを漕いだ時にもハンドルとの距離にゆとりがあることから、フロントチャイルドシートを装着してもぶつからなさそうです。
また、「後ろに子どもを乗せていると、漕いでいるときに子どもの足とぶつかってしまうこともあるけど、リヤチャイルドシートにフットレストがついているから、物や人との接触も防げる」と運転中の快適さに感動した様子でした。
さらに、リュックを背負っていると子どもの顔に当たってしまうこともありますが、通勤用リュックを背負ったまま運転しても、子どもの顔との距離にゆとりがあるのも嬉しいポイントです。
「これも便利だね」と話すのは、リヤチャイルドシートの装備されている「カバー付き背面ポケット」。靴やおもちゃなどの小物だけでなく、底がメッシュタイプになっていることからレイングッズを収納するのに最適です。
子育て中に便利な子ども乗せ電動アシスト付き自転車ですが、朝保育園に送るのはママ、お迎えはパパなど夫婦で日々共用するとなると、体型の違いからちょっとした我慢はどうしてもつきものだと思っていた人も多いはず。機能性も乗り心地も備えた『PAS babby』は、パパとママ、子どももそれぞれ快適に乗れるポイントが充実していました。送り迎えだけでなく休日のお出かけも楽しみたい人は、おしゃれなカラーバリエーションが揃った『PAS babby』をチェックしてみては?