「東京2025世界陸上」の公式マスコットネーミング発表イベントが25日、都内小学校で行われ、公式マスコットの名前が「りくワン」に決定。等身大マスコットもお披露目され、大会スペシャルアンバサダーの織田裕二と2013年世界陸上マラソン銅メダリストの福士加代子も登壇した。
9月13日に開幕する「東京2025世界陸上」まで200日となる記念すべき日に、大会マスコットの名前が発表。投票によって、3つの候補から「りくワン」に決定した。陸上を意味する「りく」と、1位、1秒、1歩、1投、1跳躍、リレー種目の“All for one”、スタジアムが「一体」となるという意味を持ち、犬の鳴き声にも通じる「ワン」を表している。
名前が発表されると、織田も福士も「覚えやすい」とにっこり。りくワンが“りくワンダンス”を披露すると、笑顔で見守っていた。
りくワンは、ワールドアスレティックスのメディアパートナーおよび「東京2025世界陸上」プリンシパルサポーターであるTBSテレビと、小学生とのワークショップを経て制作。日本を代表する犬種である柴犬がモチーフで、走ることが大好きな明るいマスコットだ。 りくワンは、「東京2025世界陸上」の顔として、大会関連イベント等に登場し、大会を盛り上げていく。
TBSでは、9月13日から21日の9日間にかけて開催される「東京2025世界陸上」を放送。世界陸上が東京で開催されるのは1991年以来、34年ぶり。約200カ国・地域から2000人以上の選手が東京に集い、各競技で世界一を目指す。
なお、この日のイベントの進行はTBSの石井大裕アナウンサーが務めた。