NTTドコモは2月20日、「ゴールドカードに関する若者の意識調査」の結果を発表した。調査は2025年1月27日~30日、全国18~29歳の男女7,898人を対象にインターネットで行われた。
初めてゴールドカードを契約した年齢は何歳?
18~29歳の"自分でクレジットカードを契約している"男女のうち、ゴールドカード保有者は16.2%だった。ゴールドカード保有者に対して、ゴールドカードを契約した年齢について聞いたところ、最も多かったのは20歳(21.2%)であることが分かった。また全体の取得年齢の平均は22.0歳、83.2%が20代前半(24歳以下)での取得となっている。
ゴールドカードを持ってみたいか
ゴールドカード未保有者に「ゴールドカードを持ってみたいか」を聞いたところ、約6割(57.1%)のユーザーがゴールドカードを持ってみたいという意向があることが分かった。
さらにゴールドカードについての考えを、18~29歳のゴールドカード保有意向者に質問した。その中で「おトクなゴールドカードを選ぶのは賢い選択だと思うか」という問いに対して、「そう思う」「ややそう思う」と回答した割合が合計で76.9%という結果に。この結果から、ゴールドカードが「賢い選択」として若い世代に身近なものになってきていることが読み取れる。
一方で、「同世代の人がゴールドカードを持っていたら、ちょっといいなと思うか」という問いに対して、ゴールドカード保有意向者の62.5%がそう思う、ややそう思うと回答。ゴールドカードを持つことに価値を感じるという意見も一定数存在することが分かる。
ゴールドカードを持ったきっかけ
次に、18~29歳のゴールドカード保有者に対して「初めてゴールドカードを持ったきっかけ」について質問した。その結果、「ポイントやマイルが貯まりやすいと思ったから」が27.6%、「一般カードにはない特典が魅力的だったから」が20.6%と、1位、2位にランクインした。
加えて18~29歳のゴールドカード未保有者の中で「ゴールドカードを持ってみたい」と回答した人に対し、持ちたいと思うカードの条件を聞いたところ、約6割(=59.2%)が、「年会費がかかっても、それに見合ったポイント還元や特典があること」と回答。この結果からも、20代における“おトクさ”への意識の高まりが明らかになった。また2位には「発行している企業が安心できる企業であること」が53.7%でランクインしており、おトクさに加えて安心感を意識して吟味している、というインサイトが浮き彫りに。これらの結果より、若いときから自分の考えでお金にまつわることをしっかりと選択するスマートな層が多くいることが分かる。