SEVENTEEN・DINO「夢はなくてもいい」“将来やりたいこと”が見つからないと悩む相談者へ送ったアドバイスの真意とは?
“セブチ”の愛称で親しまれている韓国発の13人組ボーイズグループ・SEVENTEEN(セブンティーン)のDINO(ディノ)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! SEVENTEEN LOCKS!」(毎月第2週目 月曜~木曜22:15頃~放送)。2月13日(木)の放送では、「TEEN相談室」のコーナーを実施。生徒(リスナー)の悩み相談に、DINOが答えていきました。

SEVENTEEN

――リスナーからのメッセージ

私は受験生なのですが、将来何しようか全く決まっていません。どうすれば夢や、やりたいことが見つかりますか?(17歳)

――DINOからのメッセージ

とっても素晴らしい質問です。(メッセージをくれたリスナーは)17歳ということですが、僕は17歳のときにデビューしました。そのときのことが思い出されます。「自分のやりたいことが何か」という悩みは誰しもが抱えるものですし、僕もまだいまだに悩んでいるところもあります。「僕は本当にダンスと歌が好きなのかな?」ということも考えることが、たまにあります。

今、「やりたいことがなきゃいけない」と思っているのかな? それがちょっと気になります。やりたいことがなくてもいいですよ。よく聞きますよね。「やりたいことは何?」「それがないとダメだよ」「夢がないとダメだよ」って。でも、夢はなくてもいいんです。1日1日健康に幸せに過ごすだけでいいんです。

それも1つのオプションだと思ってください。夢がなきゃいけないというその気持ちに縛られないで。人がそれに縛られてしまうと、道が1つしか見当たらないです。でも、多方面に考えてみるのがいいと思います。いろんなことをしてみてください。

ダンスもしてみてください。クライミングもしてみてください。外国語も学んでみて、みんなが知っているような、そういったことをやってみてください。

「やりたいことが今あるのかな?」という誰しもが抱える悩みから考えなきゃいけないと思います。「夢を見つけたい。でも何をしなきゃいけないかな」というのと、「夢がありそうなんだけど、僕は何が好きなのかな。私は何が好きなのかな」というのは、また違った悩みだと僕は思うんです。なので、それを見つけることが近道ではないかなと思います。

「夢を見たくてやりたいことがあるような気がするんだけど、それは一体何かな?」というふうに近づいていくと、いつの間にか(やりたいことや目標が)見つかっているんじゃないかなと思います。失敗もしてみて、やってみて辞めてみたり、1ヵ月やって辞めて、2年やって辞めてでもいいんですよ。

TMI(プチ情報)でいうと、僕の弟は小学校から高校生までサッカーを6年やっていたんですね。だけど、今は作曲家をしています。それくらい夢というのはいつでも変わったりするものなんです。なので、そのときにやりたいことをやってほしいなと思います。

<番組概要>

番組名:SCHOOL OF LOCK!

パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)/月曜~火曜、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)/水曜~金曜

放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/