JR東日本盛岡支社は、2025年3月15日のダイヤ改正で、東北本線の盛岡駅から日詰駅まで夜間に上り1本を増発し、混雑緩和を図ると発表した。列車の増発にともない、盛岡駅で東北新幹線から東北本線への接続も改善されるとのこと。

  • 22時台の東北本線で盛岡発日詰行の上り列車1本を増発

ダイヤ改正で増発する列車は盛岡駅22時35分発・日詰駅22時57分着で運転。現在、盛岡駅を22時台に発車する上り列車は2本(盛岡駅22時7分発・22時59分発)あり、運転間隔は約50分となっていたが、盛岡発日詰行の列車を増発することにより、同区間における22時台の運転間隔を25分前後に短縮する。これにより、上り最終列車(盛岡駅22時59分発の北上行)の混雑緩和も期待できる。

盛岡発日詰行の増発で、東北新幹線との接続も改善。現在、盛岡駅へ22時27分に到着する東北新幹線「はやぶさ45号」から東北本線への乗換え時間は32分だが、ダイヤ改正後は日詰駅までの利用であれば、盛岡駅22時27分着の東北新幹線から同駅22時35分発の上り列車へ8分で乗り換えられる。