JR西日本が春の期間(2025年3~6月)に運転する臨時列車を発表。特急「やくも」に関して、3月1~14日に臨時列車を計84本(上下計6本×14日間)運転するとともに、現在は毎日運転となっている臨時列車を3月15日のダイヤ改正から定期列車に変更する。
特急「やくも」は岡山~出雲市間で15往復(上下計30本)を設定。コロナ禍の影響で半数近くの列車が運休となった時期もあり、2022年4月以降、上り「やくも12・16・28号」と下り「やくも13・17・29号」が臨時列車となっていた。2024年3月のダイヤ改正で、それまで週末を中心に運転していた臨時列車6本も毎日運転に。再び岡山~出雲市間15往復の体制に戻った。
同じく2024年3月のダイヤ改正で、「やくも」は全車指定席に。4月から新型車両273系の投入が始まり、6月までに定期列車をすべて273系に置き換えた。2025年3月のダイヤ改正で、現行の臨時列車6本が定期列車化され、「やくも」は15往復すべて定期列車として運転することとなる。