今冬の移籍の可能性が浮上しているマカティー [写真]=Getty Images

 マンチェスター・シティに所属するイングランド人MFジェームズ・マカティーに対し、ブンデスリーガの複数クラブが関心を寄せているようだ。8日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。

 現在22歳のマカティーは中盤の攻撃的ポジションを主戦場とするプレーヤー。マンチェスター・シティの下部組織出身で、2021年9月に18歳でトップチームデビューを飾った。昨シーズンはレンタル先のシェフィールド・ユナイテッドで公式戦32試合出場5ゴール4アシストと結果を残したが、今シーズンは分厚い選手層に阻まれ、ここまで10試合の出場に留まっている。

 そんなマカティーにブンデスリーガ移籍の可能性が浮上しているようだ。報道によると、レヴァークーゼン、ライプツィヒ、ドルトムント、マインツ、シュトゥットガルトの5クラブが同選手に関心を寄せており、今冬の移籍市場でのオファーを検討しているという。選手本人はマンチェスター・シティでの限定的な出場機会に少なからず不満を抱いており、他クラブでの新たな挑戦に前向きと報じられている。

 マカティーに対してはフルアム、ノッティンガム・フォレスト、ウェストハム、ブレントフォードやセリエAの複数クラブも関心を寄せているが、現時点ではブンデスリーガへの移籍が有力な選択肢となっているという。なお、マンチェスター・シティは同選手を放出する場合、少なくとも2000万ポンド(約39億円)から2500万ポンド(約49億円)の移籍金を獲得したいと考えているようだ。