湘南ベルマーレは31日、GKソン・ボムグンが韓国の全北現代モータースに完全移籍することを発表した。
ソン・ボムグンは1997年10月15日生まれの現在27歳。全北現代モータースでプロデビューを飾り、2023年より湘南ベルマーレへ加入した。昨季の明治安田J1リーグでは11試合に出場。2024明治安田J1リーグの前半戦では正守護神としてゴールマウスを託されていたものの、今年8月に川崎フロンターレからGK上福元直人が加入すると出場機会が減少し、最終的には20試合の出場にとどまっていた。
また、2018年9月には韓国代表に初招集されており、東京オリンピック2020ではU-24韓国代表の正GKとして全4試合に出場。2022年に行われたEAFF E-1サッカー選手権大会でA代表デビューも飾っていた。FIFAワールドカップカタール2022やAFCアジアカップカタール2023のメンバーにも選出されている。
2年間を過ごした湘南を離れることが正式決定し、ソン・ボムグンはクラブを通してコメントを発表。次のような言葉で感謝の思いを明かした。
「湘南ベルマーレのファン、サポーターの皆さんに愛されながら、2年間戦うことができました。2年間、共に戦ってくださってありがとうございました!これからは一緒に戦うことができませんが、皆さんの2年間のサポートに感謝しています。本当にありがとうございました!」
湘南は2024明治安田J1リーグを15位で終えており、来季は8年連続でJ1の戦いに身を置くこととなる。なお、ソン・ボムグンの新天地となる全北現代モータースは過去9度のKリーグ1優勝を誇る同国屈指の名門で、来季は4年ぶりの覇権奪還を目指している。
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