東武鉄道は19日、栃木県がいちご収穫量日本一を誇る「いちご王国」であることをPRするため、2023年6月から1年間限定で運行した「ベリーハッピートレイン」の第2弾「Berry2 Happy Train(ベリーベリーハッピートレイン)」を2025年1月19日から運行すると発表した。
前回の「ベリーハッピートレイン」は、栃木県誕生150周年を記念し、「いちご王国」のPRを目的に2023年6月から1年間限定で運行。2024年6月に運行終了した後も、復活を望む声が多かったという。これに応えるとともに、東武鉄道と栃木県が連携して実施しているプロモーション「いちご王国・栃木」のさらなるPRと沿線地域の活性化を図るため、第2弾の運行を決定した。
沿線4市1町(壬生町、栃木市、鹿沼市、宇都宮市、日光市)と連携し、「ベリーベリーハッピートレイン」として1月19日から運行開始する。前回と同じく20400型1編成(4両編成)を使用し、車体は装いも新たに「大きないちご」と「自治体PR」をデザインした。2026年6月頃まで、東武宇都宮線をはじめ東武日光線(南栗橋駅以北)・鬼怒川線でも運行する。
運行開始初日(1月19日)、東武宇都宮駅で9時10分から出発式を開催。関係者による出発指示合図など予定している。出発式開催時、混雑状況により一時的に入場を制限する場合がある。
「ベリーベリーハッピートレイン」の営業初列車に乗車し、出発式を観覧できるツアーも開催。往路は南栗橋駅7時33分発・東武宇都宮駅8時52分着で運転され、東武宇都宮駅到着後、出発式を自由観覧。復路は東武宇都宮駅9時57分発・南栗橋駅11時21分着で運転される。旅行代金は片道プラン6,000円(募集50名)・往復プラン7,000円(募集20名)。東武トップツアーズの旅行商品として、2025年1月7日12時から販売開始される。