リスクモンスターは12月10日、第10回「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」調査結果を発表した。同調査は6月25日~7月8日、大学1年生および2年生の男女個人598人を対象に、インターネットで実施した。
大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング1位は「国家公務員」(回6.5%)、2位は「地方公務員」(5.7%)だった。前回調査で9回連続トップ2独占から外れた公務員(国家・地方)が、今回は再び首位に2位を占めている。3位は「任天堂」(5.0%)だった。
「しまむら」(前回60位→今回14位)や「味の素」(前回42位→今回5位)、「全日本空輸(ANA)」(前回37位→今回6位)など、トップ20のうち半数近くが前回調査20位以下からのランクインしている。
男女別では、男性の1位は「国家公務員」、2位は「地方公務員」、3位は「トヨタ自動車」「任天堂」だった。「東日本旅客鉄道(JR東日本)」「東海旅客鉄道(JR東海)」「西日本旅客鉄道(JR西日本)」など、交通インフラ業界の人気が高い。女性の1位は「地方公務員」、2位は「国家公務員」、3位は「味の素」「任天堂」で、娯楽・エンターテインメント業界、生活に密接する企業が上位にランクインした。
文系・理系別に見ると、文系の就職希望先は、1位「国家公務員」、2位「地方公務員」、3位「任天堂」、理系は1位「国家公務員」、2位「味の素」、3位「地方公務員」だった。文系では、「オリエンタルランド」「ソニー・ミュージックエンタテインメント」「テレビ朝日」など、娯楽・エンターテインメント業界が人気だが、理系では、トップ20のうち10社が製造業を占めている。