JR東海とJR西日本は3日、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)で運行する「のぞみ」の全列車において、2025年春以降、3号車を自由席から指定席に変更すると発表した。1列車あたりの普通車指定席が85席増加することで、「のぞみ」の利用がますます便利になるという。

  • 東海道・山陽新幹線「のぞみ」などに使用されるN700S

東海道・山陽新幹線「のぞみ」は現在、16両編成の1~3号車を普通車自由席、4~7号車と11~16号車を普通車指定席、8~10号車をグリーン車(指定席)として運行している。2025年春以降、「多くのお客様に予め座席を確保して安心してご利用いただける」ことをめざし、「のぞみ」全列車を対象に、現在は自由席となっている3号車を指定席に変更する。

なお、「EXサービス」(東海道・山陽・九州新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービスの「エクスプレス予約」と「スマートEX」)において、最大1年前から指定席を予約できるほか、乗車直前まで手数料無料で何度でも予約変更が可能とのこと(1年前予約は一部の座席・商品のみ)。「ぜひ予め座席を確保いただき、安心してご旅行にお出かけください」としている。