11月15日(金)と22日(金)の放送では、11人組グローバルボーイズグループ「INI(アイエヌアイ)」のメンバー・髙塚大夢(たかつか・ひろむ)さんがゲストに登場。この記事では15日の放送の模様をお届けします。髙塚さんが音楽の道に進んだ転機について語ってくれました。
1999年生まれ、東京都出身の髙塚大夢さん。視聴者投票でメンバーを決めるサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」で、ボーイズグループ・INIのメンバーに選ばれます。INIは10月30日(水)に7枚目のニューシングル「THE VIEW」をリリースしました。
ーーこの番組では、ゲストの方の人生が変わった瞬間“モーメント”を伺っていきます。番組冒頭で伺った髙塚さんの1つ目のモーメントは「2015年 軽音楽部に入部 音楽人生のスタート」でした。
◆音楽を仕事にしたいと思った転機
こっちのけんと:続いて、髙塚さんの2つ目のモーメントは?
髙塚:「2017年頃 バンドコンテストで優勝 アーティスト活動をしていた先輩の影響で音楽を仕事にする道を考え始める」です。
こっちのけんと:ちゃんと優勝してる! この番組を始めて、いろいろな人から現在に至るまでの人生を聞くと、何かしらで1位になっているんですよね。高校3年生の頃ですか?
髙塚:そうです。高校3年生の夏、東京都の常連校がいっぱい集まるようなバンドコンテストで優勝させていただきました。
こっちのけんと:そのとき歌った曲はオリジナルですか?
髙塚:はい。
こっちのけんと:すごい! 優勝して気持ちは変わったってことですか?
髙塚:高校生活の集大成として結果を残せたのはすごくよかったです。音楽に一番熱心に取り組めた3年間だったので、この結果や経験を将来に活かせたらいいなと漠然と考え始めました。
こっちのけんと:高校3年の夏にバンドのボーカルで優勝。これはさすがにモテましたね?
髙塚:全然モテていませんでした(笑)。世間一般のイメージとして、軽音楽部って二分化されると思うんですよね。文化祭で大活躍してたくさんのファンができるイメージと、とにかく部室にこもって音楽1本、クラスには友達がいませんっていうイメージです(笑)。自分はまさしく後者だったんですよね。
こっちのけんと:そうなんですね!
髙塚:少しでも時間があったら部室に行って曲を作っていました。
こっちのけんと:当時からアイドル的な要素があって、それを夢にしたのかなと思っていたんですけど音楽1本だったんですね。
髙塚:アイドルの欠片もありませんでした(笑)。
こっちのけんと:事前にアーティスト活動をしていた先輩がいたとのことですが、どのような方ですか?
髙塚:3個上ぐらいの代も被っていない先輩で、部活のOBとしてよく来られていたんです。学生をやりながらシンガーソングライターのアーティスト活動もされている方でした。その方からいろんなお話を聞いているうちに、自分もそういう人間になりたいなって思うようになりました。
こっちのけんと:その先輩がロールモデルになっているんですね。アドバイスをいただいたりもしました?
髙塚:そうですね。音楽の道を目指すってなると、どうしてもいろんなものを犠牲にしないといけなかったりするじゃないですか。でも、その先輩はうまくバランスを取っていたんですよね。基礎というか、音楽もやるけどそれ以外のことも怠らないような姿勢でした。
こっちのけんと:ちゃんとした大人ですね。きちんとした生活を送りつつ、未来のことも見ながらやりたい音楽をやる。いい先輩に会いましたね。そのときに聴いていた曲は何ですか?
髙塚:宇多田ヒカルさんの「真夏の通り雨」です。自分もプロになりたいなって思い始めてから音楽の聴き方が変わったといいますか。今までは自分が好きだと思う楽曲ばかり聴いていたんですけど、そこから「なぜ自分はこの曲が好きなのか」「この曲の魅力は何か」みたいにいろいろ分析するようになったんですね。そのなかで宇多田ヒカルさんの曲って、いろんな要素が詰め込まれているなって感じたんです。
こっちのけんと:めっちゃわかります。
髙塚:「真夏の通り雨」の歌詞は表現の仕方がすごくいいなと思って、当時よく聴いていました。
番組では他にも、髙塚さんが高校時代に憧れた“カッコいいバンド”について語る場面もありました。
<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
パーソナリティ:こっちのけんと
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/f/moment/message