アルゼンチンメディアの『TyCスポーツ』は19日、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(インテル/イタリア)が代表で記録したゴール数が、“英雄”ディエゴ・マラドーナ氏に並んだと伝えた。
FIFAワールドカップ2026南米予選・第12節が19日に行われ、アルゼンチン代表がペルー代表とホームで対戦した。試合はスコアレスで迎えた55分に、アルゼンチン代表が先制。ペナルティエリア内の左からリオネル・メッシ(インテル・マイアミ/アメリカ)がセンタリングをあげると、ゴール中央にポジションを取っていたラウタロ・マルティネスが後ろに下がりながら左足でアクロバティックなボレーシュートを放ち、ボールをゴールに叩き込んだ。そして最終的にこのゴールが決勝点となり、アルゼンチン代表がペルー代表に1-0で勝利。2位のウルグアイ代表との勝ち点差を「5」に広げ、首位の座を堅持した。
試合後、ラウタロ・マルティネスは「今日は家族のみんなが来てくれていたから満足している。いつだって全力を出し切りたいと思っているんだ」と家族の前で自身のゴールで勝利したことを喜んだ。
続けて「アルゼンチン代表としての今年はパフォーマンス、ゴール、試合出場数といった点で素晴らしい一年だった。自分たちはプレーを継続し、自分たちを更に高めながら日々過ごさないといけない」とコパ・アメリカ2024で優勝し、FIFAワールドカップ26南米予選を首位で終えるなどした今年の代表活動に対する手応えを語った。
そして『TyCスポーツ』は、この日ゴールを決めたラウタロ・マルティネスがアルゼンチン代表での得点数を「32」とし、同国の“英雄”ディエゴ・マラドーナ氏の記録に並んだことを説明した。
【動画】アルゼンチン代表とペルー代表の試合ハイライト