ワンキャリアは11月15日、2026年卒の大学生向けに実施した、「【26卒】就職活動に関するアンケート」の結果を発表した。調査は10月14日〜17日、418人を対象に行われた。

  • 何社の夏インターンシップにエントリーしましたか

まず、26卒の夏インターンシップのエントリー社数の中央値は「10社」となった。「6社」以上の回答割合は66.0%にのぼっている。

実際に参加した社数の中央値は「4社」。全体で見ると、約9割の学生が夏インターンシップに参加していることが分かった。

  • 何社の夏インターンシップに参加しましたか

続いて、夏インターンシップにエントリーする企業を決める際に重視したことを尋ねてみた。その結果、「志望業界であること」が28.0%で最多となり、次点の「選考優遇が得られること」(16.0%)と差を付けた。

  • 夏インターンシップにエントリーする企業を決める際、どのようなことを重視していましたか

参加してよかった夏インターンシップの特徴としては、「早期選考案内や選考一部免除など優遇がもらえた」(25.4%)が最も多く、以下に「現場社員から仕事のやりがい・大変なことなど働く姿をリアルに実感できる情報が収集できた」(25.1%)や「ワーク内容が実際の業務と近く、求められる・身につくスキルがわかった」(18.2%)が続いた。

  • 参加してよかったと感じた夏インターンシップの特徴として最も当てはまるものを1つ選んでください

次に、秋冬に開催されるインターンシップやイベントに参加する際の考えについて聞いてみた。すると、64.8%が「夏に参加した企業と同じ業界・職種や、志望する業界・職種の企業のものに参加したい」と回答した。

秋冬インターンシップへのエントリー済およびエントリー予定の企業数の中央値は「5社」。夏よりも少ないのは、業界・職種を絞っての参加となる傾向のほか、大学の授業と両立させる難易度の高さが影響していると考えられるとのこと。

  • 何社の秋冬インターンシップにエントリーしている、もしくはエントリー予定ですか

最後に、早期選考にエントリーし始めた(し始める)時期について尋ねたところ、「9月以前」が31.8%で最も多く、次いで「10月」が30.9%となった。大学3年の6割以上が「10月以前」に早期選考のエントリーを開始または開始意向であることが分かった。

  • 早期選考・早期本選考にエントリーし始める時期はいつ頃ですか