イプソスは11月18日、恋愛に関する意識調査「恋愛満足度調査2024年版」を発表した。調査は2023年12月22日~2024年1月5日、世界31カ国24,269人を対象にインターネットで行われた。
日本は「恋愛や性生活」「愛されていると感じること」の満足度が2年連続で最下位に
今回の調査で、日本人の「恋愛」や「愛されている感」への満足度が、3つの設問うち2つで最下位となった。昨年の調査と比較すると、「恋愛や性生活」は3ポイント増、「愛されていると感じること」は2ポイント増と、満足度はわずかに上がっているものの、世界と比べれば最低水準の満足度という結果になった。
男女で違いは?
日本人の男女別の結果では、「恋愛や性生活」の満足度が男性は31%、女性は42%、「愛されていると感じること」の満足度が男性は45%、女性は56%と、いずれも男性の満足度は、女性に比べて10%程度低くなっている。しかし、「パートナーや配偶者との関係」においては、男性が72%、女性が67%と、男性が5ポイント高い結果となった。
世代別では?
日本人の世代別の結果を見ると、全ての項目においてベビーブーマー世代が1位となった。続いて、X世代とミレニアル世代の満足度が近い数値となっており、Z世代に関しては「恋愛や性生活(25%)」と「パートナーや配偶者との関係(52%)」において、他の世代と比べると満足度が10%以上低くなっている。しかし、「愛されていると感じること」に関しては50%と、X世代とミレニアル世代をおさえて2番目に高い満足度となった。