赤星憲広、阪神・藤川新監督がヘッドコーチを置かない理由推察「ヘッドがいると…」

元プロ野球選手で野球解説者の赤星憲広氏が10月23日、YouTubeチャンネル『赤星憲広の入ってねぇーんだよ!』で公開された動画「【大改革】藤川阪神ヘッドコーチがいない理由/過去最多人数での秋季キャンプ」に出演。阪神の藤川球児新監督がヘッドコーチを置かない理由を推察した。

藤川新監督がヘッドコーチを置かない理由を推察

2007、08年の岡田監督時代以来、17年ぶりにヘッドコーチを置かない布陣を組んだ藤川新監督。総合コーチに藤本敦士氏を据え、投手、打撃、走塁の各部門にチーフコーチを置く形をとった。

ヘッドコーチを置かないメリットについて問われると、赤星氏は「いわゆるヘッドっていうのは、監督を色々サポートしながらコーチ陣を統括する立場だと思うので。どちらかというと、今回はその統括する人間として部門部門にチーフを置いてる」と、新体制の仕組みを改めて説明。

続けて、「たぶん、その3人と藤川監督で、ある程度意見を言い合いながらっていうことになると思うんですね」と語りつつ、「ヘッドがいると、結局統括するのがヘッドになるので。ヘッドが統括して、監督とやるっていう。それが日本の今までの、普通の(やり方)。どこのチームでもヘッドを置くっていうのはそういうことなんで。だから、藤川監督からすると、常識通りじゃなく、セオリー通りじゃなくてっいう形を取りたかったんじゃないかな」と推察した。

また、「だから、ヘッドが一番上じゃなくて、チーフはもうみんなでチーフです、みたいな。横並びの考えなんじゃないですかね。僕はよく分からないですけど」といい、「だけど、これで藤川監督が結果が出れば、これからもしかしたらこういう形を採用するチームも出てくるでしょうし」とも予想していた。