アニメ『青のミブロ』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜17:30~)11月9日は「敵の名前」が放送された。

朝の稽古中、斎藤はじめとの勝負に敗れてしまったちりぬにお。自分の無力さを痛感しつつも、だからこそ「そこにいたいなら姿勢で示す!」と近藤勇に稽古をつけてもらう決意をする。「及ばないならせめて汗をかく。誰にもできることをコツコツと!」その後、土方歳三、はじめとの市中の見廻りで、子供を人質にとった男を発見する。下手に刺激しない方がいいと、はじめが冷静に分析するが、におは「その子を放せ!」と思わず叫び……というストーリー。

におと背格好が似ている少年・はじめは、近藤や土方が認める強さを持っていた。稽古をつけてくれることになった近藤曰く“真面目でやる気はあるが、剣の才がない”にお。日が沈むまで稽古に付き合う近藤を始め、ミブロのメンバーたちは、におの不器用さに好感を持つ。そんな中、はじめだけは「俺は認めない」と呟くのだった。

はじめは、強い人間が集まる組織であるはずのミブロに、剣を持ったこともないにおが入ってきたことが不満だったよう。終始ぶっきらぼうだったが、におと共に一つの問題を解決した際には、笑顔を浮かべそうになって隠すといった一面も見られた。

最後には、剣の練習をするにおに、はじめは間違いを指摘して指導を始める。さらに、前回仲良くなった田中太郎が「おにぎりが余った」という体で差し入れを持ってやってくる様子などが描かれた。SNS上では「三人仲良しでほっこり」「みんな不器用でカワイイ」などと呟かれ、視聴者は三人の様子を微笑ましく見守っていたようだ。

太郎に続き、はじめとも親しくなることができたにお。同年代の彼らが、どのようにミブロの中で切磋琢磨していくのだろうか?