サッカーの研究機関として知られる『CIES Football Observatory』は6日、21歳以下の選手の市場価値ランキングを発表した。
昨今のサッカー界では20代前半、10代の選手が各国のビッグクラブやFIFAワールドカップなどの国際舞台で活躍している。スイスに拠点を置く『CIES Football Observatory』は、21歳未満の選手限定の市場価値ランキングを発表。トップ10には欧州5大リーグで活躍するお馴染みの選手たちが名を連ね、上位4人の市場価値はいずれも1億ユーロ(約164億円)の大台を上回った。
1位に輝いたのは、今やバルセロナとスペイン代表で攻撃の柱として活躍するラミン・ヤマル。“若手版”バロンドールとも称されるコパ・トロフィーを獲得した17歳の市場価値は1億8000万ユーロ(約296億円)にまで上る。今夏のEURO2024では1ゴール4アシストを挙げ、スペイン代表の優勝に大きく貢献。バルセロナでは今シーズンここまで公式戦16試合に出場し、6ゴール8アシストをマークしている。
2位にはアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョが入った。マンチェスター・ユナイテッドで今シーズンここまで6ゴール4アシストをマークしている20歳のアタッカーには、1億1400万ユーロ(約187億円)という値札が付いている。3位にはパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表MFウォーレン・ザイール・エメリが1億900万ユーロ(約179億円)、4位にはマンチェスター・シティのブラジル代表FWサヴィーニョが1億100万ユーロ(約166億円)で入った。
5位以下にはレアル・マドリード所属のブラジル代表FWエンドリッキ、トルコ代表MFアルダ・ギュレルや、マンチェスター・シティ所属のイングランド代表DFリコ・ルイスらがランクイン。バルセロナでヤマルとともに活躍するスペイン代表DFパウ・クバルシと同MFガビはトップ10入りを逃したものの、それぞれ23位と26位に入っている。
ランキングのトップ10に名を連ねた選手は以下の通り。
1位 1億8000万ユーロ(約296億円) ラミン・ヤマル(スペイン代表/バルセロナ)
2位 1億1400万ユーロ(約187億円) アレハンドロ・ガルナチョ(アルゼンチン代表/マンチェスター・ユナイテッド)
3位 1億900万ユーロ(約179億円) ウォーレン・ザイール・エメリ(フランス代表/パリ・サンジェルマン)
4位 1億100万ユーロ(約166億円) サヴィーニョ(ブラジル代表/マンチェスター・シティ)
5位 9900万ユーロ(約163億円) ジョアン・ネヴィス(ポルトガル代表/パリ・サンジェルマン)
6位 9700万ユーロ(約159億円) エンドリッキ(ブラジル代表/レアル・マドリード)
7位 8700万ユーロ(約143億円) リコ・ルイス(イングランド代表/マンチェスター・シティ)
8位 7600万ユーロ(約125億円) アルダ・ギュレル(トルコ代表/レアル・マドリード)
9位 7400万ユーロ(約121億円) コビー・メイヌー(イングランド代表/マンチェスター・ユナイテッド)
10位 7200万ユーロ(約118億円) ケナン・ユルディズ(トルコ代表/ユヴェントス)