LINEヤフーが提供する「ヤフー・データソリューション」は11月7日、検索ビッグデータから「七五三」の検索数推移や人々の興味関心を分析したレポート「『七五三』の検索数、10年間で半減していた」を公開した。

  • 「七五三」の検索数、10年間で半減していた

「七五三」の検索数は10年間で半減

「Yahoo!検索」のビッグデータから、2014年以降の月間の「七五三」の検索数推移を見たところ、「七五三の日」に当たる毎年11月に検索数が伸びている。一方、2014年以降は減少傾向が続き、2023年11月には2014年の47%まで落ち込んでいることがわかった。

厚生労働省によると、2014年の出生数は102万9,817人だが、2023年は72万7,277人となり、2014年のおよそ71%。少子化の影響はありつつ、それよりもハイペースで検索数が落ち込んでいることがうかがえる。

  • 「七五三」検索数の推移

「七五三」を調べた人の関心ごとは、七五三が"いつ"か。悩みは親の服装や着物のレンタル

検索ビッグデータから「七五三」を含むキーワードの検索数を2019年から2023年でランキング化したところ、「七五三 いつ」が5年間を通じて不動の1位となった。また「七五三 男」「七五三 男の子」など、男の子に関連する検索が多いことも特徴的だった。

そのほか親の服装に悩んでいる様子や、着物のレンタル、写真関係を調べているキーワードも見て取れ、我が子の大切な日を思う親心が連想される結果となった。

  • 「七五三」を含む検索ワードランキング