◆「はいよろこんで」が大ヒット!
れなち:今年5月にリリースした「はいよろこんで」は、ミュージックビデオの再生回数が約1.1億回、SNS総再生回数は130億回超! この半年間で(ご自身を巡る環境が)相当変わりましたよね?
けんと:全部が全部変わりました。しかも、リリース直前に結婚もしまして、そういう意味でも“これから頑張っていこう!”と思っていた年だったので、本当に全部変わりました。
れなち:すごいですね。それに、そんなタイミングで結婚って……たまたまですか?
けんと:たまたまです(笑)。だから、その1年前くらいに占いでも受けておけば良かったなって。
れなち:確かに(笑)。ファーストシングル「Tiny」のリリースが2年前で、それから(大ヒット曲を生み出すまでが)早かったじゃないですか。
けんと:早かったです。だから(2年前に)自分がイメージしていた「こっちのけんと」というものと乖離している現象がずっと続いているような感じです。
◆新曲「もういいよ」のタイトルに込めた思い
れなち:また、こっちのけんとさんは10月からTOKYO FMで自身初のラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00〜17:25)がスタートしています。
けんと:もう勉強の毎日です。
れなち:ずっとラジオ番組をやりたかったそうですね?
けんと:やりたかったんです! 自惚れですけど、自分の声を聞くのが好きで(笑)。あと僕、知り合いは多いんですけど、あまり仲良くなれていない人が多くて、そういう方をゲストに呼んで“より仲良くなりたい!”っていう思いもあって、今はめちゃめちゃ楽しいですね。
れなち:そして、10月14日(月・祝)には新曲「もういいよ」が配信リリースされました。なぜこのタイトルにしたのですか?
けんと:自分が思っている自分の姿と、周りが思っている自分の姿にギャップを感じていて、それこそ「はいよろこんで」を出した後は、それを感じる機会が多かったんです。それで“偏見はもういいよ”っていう意味もあるし、逆にもっと僕の飾らない姿というか“素の自分を見てくれても、もういいよ”という意味も含めて、このタイトルにしました。
れなち:そんなにギャップを感じていたのですね?
けんと:今もそうなんですけど、僕は人前だと飾ってしまうことが多くて、しかも、ほかの人よりも過剰に(苦笑)。だから、自分に対しても“もういいよ”“無理しなくてもいいよ”と言いたくて作りました。
れなち:(ファーストシングルをリリースしてから)この約2年間で、曲作りに関して何か変化はありましたか?
けんと:めっちゃありました! 2曲目の「死ぬな!」だったり、「はいよろこんで」のような、どちらかというと自分のネガティブな原体験をノリノリな曲に合わせて歌うと、皆さんも楽しんでもらえるし、僕自身もそういう曲が好きなので“これを続けていったほうがいいんだろうな”と、何となく固まってきた2年間でした。
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/