和歌山県のほぼ中央部に位置する美浜町(みはまちょう)は、日高川河口右岸から海岸線に沿って展開しており、北および北西は日高町、東は御坊市に隣接し、南は黒潮おどる太平洋に、西は紀伊水道をへだて四国徳島をのぞむ瀬戸内海の南の入り口となっています。
また、中部紀州特有の温暖な気候にも恵まれたまちです。
今回紹介するのは、そんな美浜町を代表する景勝地の一つ「煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)」。松林や美しい夕日が自慢のスポットとは、一体どのようなところなのでしょうか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が気になった観光スポットとふるさと納税返礼品を紹介していきます。
今回は、美浜町の観光スポット「煙樹ヶ浜」の詳細や、ふるさと納税返礼品について調べてみました!
自慢の松林は絶景! 美浜町の観光スポット「煙樹ヶ浜」について
・美浜町和田
・アクセス:御坊インターチェンジを降り国道42号から西へ約5分
「煙樹ヶ浜」の松林は、町民みんなが「自慢できるもの」として挙げる観光スポット! 「日本の名松百選」にも選ばれています。
幅は広いところで約500m、長さ約4.5kmにもおよぶ大松林は、近畿最大の規模を誇り、その景観は煙樹海岸県立自然公園の中核となっています。
この大松林がいつ形成されたのか、その歴史は明らかではないそうですが、紀州初代藩主徳川頼宣(よりのぶ)の時代にはすでに「御留山(おとめやま)」として伐採が禁じられ、保護されていたと言われています。その後、土地の人々のたゆまぬ努力の結果、現在も見事な松林と景観を保っています。
また、煙樹ヶ浜にはキャンプ場が併設。松林の中で波の音を聞きながら、キャンプを楽しむこともできます。
美浜町のふるさと納税返礼品について
そんな「煙樹ヶ浜」の松葉を堆肥にし、栽培したブランド作物「松きゅうり」を紹介します。松林の保全にも役立っているのだとか!
美浜町産 松きゅうり
・内容量:秀品M 5Kg(1Kg 8本程度)
・寄附金額:1万2,000円
松林の松葉は、そのままにしておくと松の生育に少なからず影響を及ぼしてしまいます。そこで始まったのが、松葉を堆肥として活用する農作物の栽培です。「松きゅうり」はその取り組みから生まれた野菜です。パリッとした食感、みずみずしさ、さわやかな香りとほろ苦さが特徴で、“きゅうり”本来のおいしさを味わえます。
今回は和歌山県美浜町の観光スポット「煙樹ヶ浜」の魅力と、ふるさと納税返礼品を紹介しました。キャンプもできるので、家族や友だちとのアウトドアにもおすすめ! また、黒潮からの風と太陽をいっぱいに受けて育った煙樹ヶ浜の松葉の堆肥で栽培された「松きゅうり」は、松林の保全にもつながる画期的な取り組みです。気になる方は一度チェックしてみてください。