LINEヤフーグループのPayPay保険サービス、ZフィナンシャルとPayPayは、キャッシュレス決済サービス「PayPay」内の「PayPayほけん」ミニアプリで「インフルエンザお見舞い金」の提供を10月24日から再開した。

  • 「PayPayほけん」によるインフルエンザお見舞い金」

加入したユーザーが、保険期間中にインフルエンザA型もしくはB型に罹患し、病院等で抗インフルエンザ薬を処方された場合に、治療保険金が支払われる。尚、インフルエンザワクチンの接種にかかる費用は補償対象外。

インフルエンザA型もしくはB型の治療を目的として2日(1泊2日)以上の入院をした場合にも、入院保険金が支払われる。月額250円から簡単に加入でき、保険金は最短即日で受け取りが可能。

また、一度の申し込みで申込者本人だけでなく家族分も加入できるため、子どもや高齢の家族がいる家庭内での感染にも備えられる。月額型の3種類のプランからニーズに応じて選択でき、保険料は「PayPayポイント」をはじめとする「PayPay残高」や「PayPayクレジット」で支払うことができる。

今年は「リピート割」を導入し、昨年度の加入者(加入プランや期間は問わない)は月額240円から加入が可能。

  • インフルエンザお見舞金 加入件数

インフルエンザに特化した国内初の保険商品として、2023年1月の提供開始から約3カ月間で約3.2万件の申し込みがあった。2023年10月からの販売では約6か月間で4.6万件の申し込みがあり、累計加入件数は7.8万件を突破。

加入者のなかでも30代~50代は夫婦や親子など家族と一緒に加入する傾向がある。また、全世代通して半数以上のユーザーが、最大額(7,000円)の治療保険金額が支払われる「安心プラン」を選択。「インフルエンザお見舞い金」の入院保険金額は3万円だが、より手厚い入院保障を検討する人には「これだけ医療保険」を用意。

ミニアプリ「PayPayほけん」は2021年12月のサービス開始から2年8カ月で、全商品の累計加入件数は430万件を突破。今後も「ほけんを手軽に入りやすく」するために、ユーザーのニーズにマッチした高品質な保険商品を提供するという。

  • プランについて

販売期間は10月24日~2025年3月22日、保険期間は11月3日~2025年4月30日となっている。支払回数は2回限度で、日本国内の医療機関に限る。お手軽プラン、基本プラン、安心プランの3プランを月額型で提供し、ニーズに応じてプラン選択が可能。また、これらの保険はPayPay保険サービスと住友生命子会社のアイアル少額短期保険が提供する。

  • 操作画面

PayPayアプリから簡単に申し込みができ、保険料の支払いもPayPayアプリ内で完結。「PayPay」で本人確認をしている場合、氏名などの情報の入力が不要のためスムーズに申し込みが完了する。また、家族分の申し込みも一度にまとめてできる。PayPayアプリから、プランの選択から申し込みまでを簡単な操作で完了。

保険金請求はPayPayアプリから医療機関の領収証・診療明細書・薬局の領収書・調剤明細書をアップロードすることで申し込みが可能。保険金はユーザーが指定した銀行口座に振り込まれる。