JR東日本大宮支社と那須塩原市は21日、那須塩原駅の新幹線自動改札機に牛柄ラッピングを施し、11月2日の日中から使用開始する予定と発表した。
全国2位の生乳産出額を誇る那須塩原市は「ミルクタウン戦略」を策定し、酪農を広くPRするため、郵便ポストの牛柄ラッピングなどに取り組んでいる。那須塩原駅でも「ナチュラルファームリゾート(那須高原の牧場や自然風景を感じる空間)」をコンセプトに、ミルクタンクのオブジェを設置し、駅独自の装飾を施すなど、那須地域・県北の玄関口として雰囲気づくりを行ってきた。
今回、観光客に那須の広大な牧場やミルクタウンを駅からイメージしてもらうことをめざし、新幹線自動改札機を牛柄にラッピング。出場専用の自動改札機1通路を対象に、自動改札機の緑色を草原に見立て、通常は銀色の部分を牛柄ラッピングとすることで、「ナチュラルファームリゾートの草原にたたずむ牛さん」を表現するという。