運気を上げるためには、風水が効くともいわれており、風水の書籍や情報をチェックして、あれこれ試している人もいることでしょう。ただし、いくら風水のテクニックを駆使したとしても、部屋が汚れていては意味がありません。いかにキレイさを保つかが、運気アップのポイントになります。
◆まずは徹底的に片付け&模様替えで金運アップさせる
運気をアップさせたいなら、まずは掃除をすることが大切です。その理由は、良い氣は、キレイな気持ちの良い空間を好むからです。その証拠に、いわゆるパワースポットといわれている場所は、空気の澄んでいる場所にあることが多いですよね?
つまり、家そのものをパワースポットにしてしまえばよいのです。
部屋の状態はあなたの内面を表しているといわれ、部屋が散らかっている、捨てようと思っているものが手付かずになっているなら注意です。あなたの状況が混乱していたり、気がかりなことがあったりしているともいえるでしょう。
もし悩みがあるのなら自分の内面と向き合い、解決することに注力してください。このままで過ごしていると、大切な仕事を逃してしまったり、失敗してしまったりする可能性があります。
その後、本格的に整理整頓をしてみましょう。
私たちは生活をする上で、さまざまなものに囲まれていると思いますが、当然のことながら、要らなくなったものも含まれています。捨てるかどうか悩んでいるときには、即座に処分すると決断をしてください!
ちなみに整理収納のアドバイスでは、そのような品物はまとめて箱などに収納して1年後に処分するとよいといわれていますので参考に。その後、掃除に取り組んでみましょう。
最も力を入れてほしい箇所は、水回りです。水回りの掃除を怠ると、「フジョウ→不定、不成」に繋がるといわれており、運気が落ちてしまいます。掃除をするときには、水回りのトイレやキッチン、お風呂場を中心にして、掃除するようにしましょう。
◆マヤ暦で方位別の意味と対応色を知って対応する
占いの一つである「マヤ暦」。日本でもマヤ暦を実践している方々はいらっしゃいますが、アメリカやカナダで実践されているマヤ暦とは若干、意味が違っています。
ここでは、海外取材で知った主にアメリカやカナダで活用されているマヤ暦をベースに解説していきます。
アメリカやカナダで活用されているマヤ暦では、四方位のすべてに意味があり、それぞれに対応する色があります。東の意味は火、誕生、スタートであり対応色は赤。西の意味は終息、癒やし、自由であり青。南の意味は身体、基本、根幹であり黄色。北の意味は空気、心、マインドであり対応色は白となっています。
ここまで読んで、例えば「西に黄色のものを置くと金運が上がる」とされる風水とは、かなり違いがあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
その他、意外に感じられるかもしれませんが、方位の対応色は韓国にも同じものがありました。風水は試したけどイマイチだった、海外のマヤ暦や韓国の文化に興味があるなら、こちらの方位や色を活用してみてはいかがでしょうか?
使い方としては、子どもが欲しい、仕事運をアップしたいのなら、生み出す力を授けてくれる東に赤をモチーフにしたインテリアを取り入れる。特に赤は力強く、パワーがみなぎっている色です。元気が足りないときに取り入れると良い色でもあります。もし、疲れを取りたい、ぐっすりと眠りたいのなら寝室は西側にしましょう。
健康を願う、物事のベースをしっかりと作り上げたいと願うなら、南に黄色を取り入れたインテリアにする。自分と向き合いたい、考えをまとめたい場合は、北側の部屋で考えるなどと利用できますね。北はインスピレーションを与える場所でもあります。じっくりと考えたいことがある、大切な話し合いをするときには北側の部屋で行ってください。
ただし、風水や方位学は流派によって違いがありますし、日本と海外でも違いはあります。特に中国の風水は厳格に決まりがあり、家や部屋というより、場所を中心に考えられています。気になる占術や方法があったら、あれこれ手を出すのではなく、「コレだ!」と信じたものや、できそうだと思えることを模様替えに取り入れてみてくださいね。
文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
文=飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)