コンビニやスーパーなどの売り場で見かける「プライベートブランド」(PB)商品。同じ売場で、同じようなナショナルブランドの「定番」と並べられていることもありますよね。しかも、PBのほうが明らかに安かったりします。
「PBを買えば節約になるけど、定番の安心感も捨てがたい……うわー! どうすればいいんだ!」
そんな悩める筆者、そして皆さんの心の声に答えるべく、小売店で同じ棚に並んでいる「PB」と「定番」を比較してみようじゃありませんか、という当企画。
第2回となる今回(→第1回)は、1971年から続くカップ麺“定番中の定番”日清食品の「カップヌードル」(以下、日清)と、セブン-イレブンのPB「醤油ヌードル 81g」(以降はセブンPB)、イオンのPB「コクとキレのしょうゆヌードル」(以下イオンPB)の3者を比べてみます。
メーカー
まずは、各商品をどのメーカーが作っているのかを確認しておきましょう。
・日清 日清食品
・セブンPB サンヨー食品
・イオンPB 東日本明星
サンヨー食品といえば、「サッポロ一番」や「カップスター」などの名作を多数輩出している名門! そしてイオンPBを作っている「東日本明星」は、言わずとしれた「明星チャルメラ」や「中華三昧」シリーズを作っている明星食品の関連会社にして日清食品グループの一員でもあったりします。けっこう油断ならない戦いになりそうですね。
価格
続いて、気になる価格差を確認しておきましょうか。
・日清 254円(※セブン-イレブン店舗で確認)
・セブンPB 170円
・イオンPB 116円
こうして見ると、かなり価格差がありますね。日清とセブンPBでさえ84円の差がありますが、イオンと比べると、なんと138円もの差があります。「おにぎり」を追加で買える価格差と考えると……大きいな!
一方でこの価格差でも負けないぐらいのブランド力が日清にはあるということなのでしょうね。さすがの日清さんやで。