イングランド代表の次期監督候補に、ドイツ人指揮官トーマス・トゥヘル氏の名前が浮上しているようだ。11日、ドイツメディア『WELT TV』が報じた。
現在51歳のトゥヘル監督は、ドルトムントやパリ・サンジェルマンなどでも指揮を執り、チェルシー時代の2020-21シーズンにはチャンピオンズリーグ制覇を達成した。2023年3月からはバイエルンを率いていたが、2023-24シーズンは無冠に終わり、同シーズン終了後に退任。以降、フリーが続いている。
マンチェスター・ユナイテッドの新監督就任も噂されたトゥヘル氏だったが、現在はイングランドサッカー協会(FA)とA代表監督の就任に向けた交渉を行っている模様。『WELT TV』は、トゥヘル氏とFAが「迅速に」合意に達する可能性があると報じている。
イングランド代表はEURO2024で準優勝に終わった後、ガレス・サウスゲート元監督が退任。U-21代表のリー・カーズリー監督が暫定的にチームを率いているが、10日のギリシャ代表戦で敗れたことで、カーズリー氏の正式監督就任も白紙となっていた。