ビジャレアルに所属するスペイン代表FWジェラール・モレノが、負傷からの復帰に近づいているようだ。9日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
現在32歳のG・モレノは、2011年5月にビジャレアルのBチームでプロデビュー。マジョルカへのレンタル移籍を経て、ビジャレアルでトップチームに昇格した。2015年8月にはエスパニョールと5年契約を締結し、2017-18シーズンにはリーグ戦16ゴールを挙げてクラブの1部残留に貢献。2018年6月からビジャレアルに復帰すると、以降の約6年間で公式戦228試合出場98ゴール40アシストをマークしている。
ビジャレアル復帰後7シーズン目を迎えたG・モレノ。今季も攻撃陣を牽引する活躍が期待されていた同選手だったが、8月27日に行われたラ・リーガ第3節のセルタ戦で負傷してしまう。当初、指揮官を務めるマルセリーノ・ガルシア・トラル監督は軽傷を示唆していたが、検査によりハムストリングの損傷が判明。その後は1カ月半にわたって離脱が続いている。
そんななか、同紙はG・モレノの復帰が目前に迫っていると報道。代表ウィーク明けからピッチに戻ると指摘し、今月20日に行われるヘタフェ戦での出場を予定していると報じた。なお、今季のビジャレアルはリーグ開幕から5勝2分2敗を記録。バルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードに次ぐ4位につけており、G・モレノの復帰は好調を維持する“イエロー・サブマリン”にとって大きな追い風となる。